愛の劇場
愛のうた!
第39話
子供を返して!
Staff & OA
脚本 ◆ 武田有起 演出 ◆ 田沢幸治その他のスタッフ ◆ 【愛の劇場『愛のうた!』 スタッフ&キャスト詳細データ】へ
放送日時 ◆ 2007年12月20日 13:00〜13:30
◆公式サイト◆
【TBS公式:愛の劇場『愛のうた!』】【TBS公式:番組情報−愛の劇場『愛のうた!』】
◆参考サイト◆
【TBS公式:テレビ番組表−2007年12月20日】【ドリマックス公式:ドラマ−愛の劇場『愛のうた!』】
Cast
黒川亜紀:雛形あきこ黒川 楓:荒井 萌 黒川紅司:泉澤祐希 黒川花梨:三好杏依
木村晃:渋江譲二 蒔田亮介:天野浩成
宇喜多 稔:石橋 保 芸プロ アニマルグレース
宇喜多レイコ:いしのようこ 黒川源三:左右田一平 黒川千歳:大森暁美 ほか
Story
稔(石橋保)からレイコ(いしのようこ)が末期ガンで余命わずかと知らされ、黒川家の皆は茫然とする。なんであの子達ばっかり…あの子達が何をしたっていうんですか、と嘆き憤る亜紀(雛形あきこ)は、子供達を東京へ行かせたことを後悔する。
今さらそんなことを言ってもしかたがない、それとも本当のことを言って取り返すか? そうもいかんだろう、と源三(左右田一平)。
しかし亜紀は、いてもたってもいられず、子供達の様子を見てくる、と東京に向かう。
亜紀が飛び出していくと、千歳(大森暁美)は源三の方を見るが、言っても聞かんだろう、子供達のこととなると…と源三。
ブレーキの壊れたダンプカーですものね、と千歳。
源三は、火入れはあいつが帰ってくるまで待とう、どうせこっちも気になって仕事が手につかん、と、窯焚き開始の延期を決める。
生い先短くなって、あわてて子供を取り返したか、ひどい母親だ、という源三に、千歳もうなずく。
亜紀は稲穂の4つの五円玉を握りしめ、稲穂に語りかける。
あの子達のこと、ほうっておけないよ…。
新しい家での朝食。
やっぱ朝はパンにハムエッグという紅司に、それハムエッグじゃないじゃんと楓が突っ込んだりしていると、レイコが目元をおさえ、具合が悪そうに。
楓と紅司が心配して声をかけても、ちょっと疲れただけ、とレイコ。
今日は休んだら? という稔にもレイコは、人の心配してないで早く会社行って、という。
稔がなおも、僕はいいんだ、それよりレイコ…といっても、私は大丈夫、とレイコは言い張る。
そして子供達に、学校は年明けでいいからそれまで楽しもう、と笑いかける。
今日は何しよう? というレイコに、クリスマスも近いしクリスマスの飾りつけなんかどうだ? と稔。
紅司と花梨は楽しそうに賛成するが、楓はレイコの様子が気になってしまう。
カフェで待つ亜紀のところに、呼び出された亮介が急ぎ足でやってくる。
亜紀、と亜紀に声をかけると、今度は何だ? と…
紅司と花梨は、稔の運転で、おおはしゃぎで買い物に。
一人残った楓が部屋で本を読んでいると、レイコがやってきて、なんで一緒に行かなかったの? と尋ねる。
中学生終わろうって年でクリスマスでもないから、と答えた楓は、また意地張ってるかと思った? とレイコに聞き返す。
え? というレイコに、稔から、楓は意地っ張りで人に甘えない性格だとレイコが思っていると聞いた、と話すと、私に似てね、とレイコは笑顔に。
はあ? 俺と結婚? と、亜紀から話を聞いた亮介。
そうでも言わないとあの子達、お母さんの所に帰らないもん、という亜紀だったが、こんなことになるなら手放さなきゃよかった…と、また後悔の言葉に。
子供達の母親が長くない、末期のガン、と亜紀から聞き、亮介は、じゃあ何でまた子供達を…と、疑問を呈する。
こんな継母には預けておけないと思ったんじゃないかな、という亜紀に、子供達に会ったのか、と亮介。
いいと思う? と亜紀。
いてもたってもいられなくてここまで来たけど、こんなときに子供達に会ってもいいと思う? と、亮介の判断を仰ぐ。
それは…と、最初は口ごもっていた亮介だったが、沈み込む亜紀の表情を見て、会ってこいよ、心配なんだろ、と言い切る。
あんなに一生懸命面倒見てきたんだ、お前には会う権利があると思う、と、笑顔で言い切る亮介の言葉に救われる亜紀。
楓とレイコは、一緒に暮らしていた頃の思い出話をしていた。
レイコは楓に、レイコが稲穂と結婚したのがいくつのときか知っていたか尋ねる。
24歳でしょ? と正しく答えた楓に、当時稲穂は駆け出しのイラストレーターで、レイコが担当したのがきっかけ、つきあってすぐに楓が生まれ、優しい稲穂と楓と本当に幸せだった、とレイコは語る。
レイコは楓の手を取り、楓はこの手をいっぱいに広げてレイコのことを呼んでいた、たまに仕事が早く終わって保育園に迎えに行くと、レイコの姿をみつけて飛んでくる楓を見て、仕事の疲れなどいっぺんに吹き飛んで、楓や稲穂のためだったら何をしても生きていける、そう思っていたのに…お母さん、恋をした、と、家を出たときのことを話し出す。
編集の仕事が大好きで、一生懸命仕事をして、編集長になって、それなのにその仕事全部放り出していいと思えるような人に出会った、それがあの人、と、稔のことを話したレイコは、あの人と生きていこうと決めたとき、子供達のことを連れて行こうとした、でも稲穂がどうしても子供達は手放したくないと言って、結局子供達のことを置いていくことになった、と、子供達のことは捨てようとしたわけではないことを告げる。
出て行ったことは後悔してない、でも、あなた達を置いていったことはね…
そう言って、レイコは楓を抱きしめる。
あなた達のことだけは…
そういってレイコは、楓の肩を抱いたまま『紅葉』を歌い出す。
この歌を歌うと、なぜだか不思議と、あなた達が笑ってるような、そんな気持ちになれた、だからいつもこの歌を歌って、自分のことをなぐさめていた、それなのにまたこうやってあなた達を胸に抱けるなんて、夢みたい、とレイコ。
長い間ごめんね、帰ってきてくれてありがとう、と、あらためて楓を正面から抱きしめ、お母さん生きててよかった…と。
大げさなんだから、と言う楓だったが、レイコが自分達のことを捜してくれたのは本当は嬉しかった、一緒に暮らしたいと言われたときも、腹が立つのと同じぐらい嬉しかった、と、素直な気持ちを打ち明ける。
私達のこと、ずっと思ってくれてたっていうの信じてあげる、その代わり約束してくれる? もうどこにも行かないって、今度こそずっと一緒にいてくれるって、と、訴える楓。
答えることができないレイコに、楓はなおも、約束して、と言い募る。
楓を抱きしめるレイコ。
亜紀と亮介は、レイコ達のマンションの門の前までやってきていた。
行こう、と建物の方に歩き出したとき、エントランスから楓とレイコが出てきて、亜紀はとっさに隠れ、亮介もそれに従う。
レイコに見送られ、楽しげに手を振りながらでかけていく楓を、物陰からみつめ、楓が近づくとさらに隠れる亜紀、亮介。
門を出てまた手を振って出て行った楓を見送ると、建物の中に戻ろうとしたレイコに、亜紀は進み出て声をかける。
すみません、突然おじゃまして…という亜紀に、稔から電話で話したことを聞いている、とレイコ。
ご心配かけて申し訳ありません、と頭を下げるレイコに、病気のことを子供達に言ったのかと亜紀が尋ねると、レイコは首を横に振る。
レイコは、さぞ勝手な母親と思っているだろう、残された時間で許しを請い、そしてまた子供達を置いて行こうとしている、ひどいことだと思う、でも子供達をあなたに押しつけたまま死ぬわけにはどうしてもいかない、という。
今までありがとうございました、あなたが子供達のことをどんなに愛してくださっているかよくわかっているつもり、本当にありがたいと思っている、だからこそ子供達のことは忘れてほしい、とレイコ。あなたはまだ若い、まだまだやり直せる、私の子供のせいで人生を棒に振るようなことはしてほしくない、自分の幸せをみつけてください、と。
稔と話し合って子供達の将来に必要なお金も十分残してある、だから安心してほしい、今の自分にはそれぐらいのことしかできない、でもそれぐらいのことはさせてほしい、お願いします、と、レイコはさらに頭を下げる。
レイコは亜紀がもってきた紙袋に目を止める。
すいませんこんな物持ってきて、と、紙袋を隠すように押し抱く亜紀。気が動転して、寒いかなと思って持ってきたんですけど、ありますよね、と、恥じるようにその紙袋を持ったまま、失礼します、と、亜紀は帰ろうとする。
レイコは亜紀を呼び止め、ありがとう、とその紙袋を受け取る。
本当にありがとうございます、と頭を下げるレイコに、亜紀も頭を下げて、部屋を辞する。
門のところで待っていた亮介にも気づかないように、早足でマンションから遠ざかろうとする亜紀。
おい亜紀、子供達は? なあ、子供達が帰ってくるの、待ってなくていいのかよ? 亜紀、と、追いすがる亮介。
亜紀が持ってきた、子供達の手袋やマフラー。
そのなかの手袋を、押し抱くように手に取るレイコ。
そこにクリスマスの買い物を済ませた子供達が、楽しそうに帰ってくる。
が、亜紀の持ってきたマフラーや手袋に、子供達は即座に目を止め、駆け寄る。
継母さん来たの? どこ? どこにいるの? という子供達に、たった今帰った、とレイコが答えると、子供達はすぐに亜紀を追いかけに走り出す。
そんな子供達を、せつなげにみつめるレイコ。
亮介と歩いていた亜紀に、子供達は追いつき、駆け寄る。
亮介は少し離れたところで鳩にエサをやり、亜紀達はブランコのところで話を。
たった二日や三日でもう心配になったの? という楓に、そういうわけじゃないけどさ、と亜紀が答えると、じゃああの人と幸せそうなとこ見せつけにきたとか、と紅司。
お母さんと仲直りしたか、と尋ねる亜紀に、安心してよ、なんだかんだ言っても親子なんだからさ、という楓は、何かね、もう頑張らなくていいんだなって、お母さんがいるって何かね、変に力抜けるね、理屈じゃない、と、母親と一緒にいるやすらぎを語る。
そして楓は、ありがとう、私達帰ってきてよかった、と感謝し、ごめんね、継母さんにはお世話になったのにこんなこと、と、亜紀のことも気遣う。
でも自分達のことはもう心配しないでほしい、母親ももうどこにも行かないと約束してくれたし、だから継母さんも幸せになって、微笑みかけてくる楓に、亜紀は笑顔を作ってうなずいてみせる。
ねえ、いつ結婚するの? と紅司。
花梨、結婚式行きたい、と花梨。
それは無理、と楓、立場がややこし過ぎ、と紅司は言うが、いいよ、みんな呼んであげる、楽しみにしてて、と亜紀。
やったー、本当に行っていいの? と花梨と紅司は声を弾ませ、ウェディングドレス着るの? と楓は女の子らしい関心を寄せる。
マンションでは、稔がレイコに、ごめん、あの人には話さずにはいられなかった、と、亜紀に病気のことを話したことを詫びていた。
ううんいいの、ありがとう、とレイコ。
でも亜紀さんにまたつらい思いをさせることになった、私、申し訳なくて…とつらそうな表情になるレイコの肩を、稔は慰めるように抱く。
ありがとう、ここでいい、と、子供達に別れを告げようとする亜紀。
最後に、花梨、紅司、楓を、一人一人、しっかりと抱きしめる。
花梨はいつも元気だよ、という花梨。
また遊びに来てね、と紅司。
平気だよ、幸せになってね、と楓。
そんな子供達に、さようなら、と告げると、亜紀は早足で歩き出し、亮介は後を追う。
バイバーイ、と、無邪気に手を振る花梨。
亜紀、と亮介が声をかけると、亜紀は泣き出していた。
なんで…なんであの子達ばっかり…ひどい…ひどいよ…と泣く亜紀の肩を抱き、慰めるように、ぽん、ぽん、と、優しく叩く亮介。
マンションに戻った子供達。
継母さん元気だったよ、一緒に遊んできた、と、屈託なく報告する紅司、花梨。
ちゃんとごあいさつできた? と聞くレイコに、うん、継母さん何気に心配性だから、もう心配いらないって行っといた、と楓。
稔は複雑な表情で顔をそらすが、レイコは、今日の夕飯何にしようか、と明るさを装う。
ハンバーグがいい、という花梨のリクエストに応えて、じゃあ…と立ち上がったレイコは、立ちくらみに襲われる。
心配して支えた稔に、大丈夫、と言って歩き出したレイコだったが、すぐに倒れてしまう。
何もしらない子供達は驚き、お母さんどうしたの、ママ、と、声をあげる。
亮介を従えて、夕暮れの公園を歩く亜紀。
胸騒ぎがしたように来た道を振り返り、そして、また歩き出す…
Check! −天野さん亮介くん的みどころ−

最初の「亜紀」という声は、急ぎ足とあいまって少し緊迫感あり? と一瞬思ったものの、「今度は何だ?」はいつもの亮介くんで、声を聞くと安心感。
立ち止まったとき、カバンを身体の前に両手を揃えて持つポーズが可愛く。

…あんなに亜紀に、“俺が泣く泣く譲った女”(【第3話】)だの“他ならぬお前の頼みだし”(【第30話】)だの亜紀に好き好きアピールをしていて、実際はそのアピールよりずっとずっと本気で好きなくせに、いざ“亮介と結婚”という嘘を亜紀がついたと聞くと“はあ!?”になるというのが、妙におかしく。
…でも、亜紀のその“嘘”、亮介くんの何かを動かしたかも。

しかめっ面、怒ったような低めの声なのに、そんな亜紀への愛情あふれる顔。
その反応と、亜紀の“こんなことになるなら手放さなければよかった”の後の「こんなこと?」と、ふっと普通の声になったときの若々しさとのギャップも魅力。

「はあ!? じゃあ、なんで、また子供達を…?」と、本当にレイコの意図が見当もつかない雰囲気。
亜紀のちょっと泣きそうな声での“こんな継母には預けておけないと思ったんじゃないかな”にも、あれだけ亜紀大事の亮介が、そんなことはない、と否定しないあたり、ホントにホントに、自分の罪を許されたいとか、この世を去るつらさ寂しさを紛らわせたいとか、レイコ自身の満足のための動機にはまるっきり思いつかない模様…
亮介(と亜紀)の、抜けてるぐらいの人のよさが出ているような。

最初の“今度は何だ?”の、ちょっとめんどくさそうな響きはどこへやら、亜紀より熱くなりかけ(笑)。
亜紀とかなり似たもの系。

視線を左右に揺らしてからうつむいて、低い声になっての「それは…」は、明らかに否定のニュアンス。それが亮介の、オトナとしての判断。
でもそこから、みるみるしおれる亜紀の表情を見るや、心を決めて、明るい声で「会ってこいよ、心配なんだろ」と言い切るのが亮介くん!
「あんなに一生懸命面倒見てきたんだ、お前には、会う権利があると思う」という笑顔の太鼓判。
それを聞いた亜紀の“亮介…”という、いかにも“救われた”という響きのつぶやきは、亮介の判断が正しくても正しくなくても、その亮介の言葉こそが、亜紀に必要なものだったことの証。

“仲間”“同士”という言葉がぴったりの呼吸。
亜紀が先に歩き出し、その後を亮介くんがちょっと弾むような動作から後に続く、というところも、呼吸の合った二人の関係がよく表れ。

久しぶりに見る先輩の姿に、ちょっと幼い感じに見える天野さん亮介くん。
さっと隠れた亜紀に、わけわかんない、という感じであわてて従うところがまた亮介くんらしく!

【第8話】以来のはずなの二人のその動作、なんだかずっと見慣れた光景のような!
うなずきあう二人のシーンとともに“亜紀と亮介探偵団”みたいな作品を観たくなるような(笑)。

いざレイコが出てきたとき、レイコの前に進み出たのは亜紀ひとり!
あの短時間、物陰に隠れているという状況で、亜紀はどんなひそひそ話 or ボディランゲージで亮介に“待ってろ”を伝えたのか…(笑)

その横顔は精悍で、“カッコイイ”と言っても差し支えないぐらい…
…なのに、出てきた亜紀には思い切りスルーされるという、そのギャップが天野さん亮介くんの真骨頂!!

亜紀の方を向いて、ちょこちょこした横歩きで、腕をぶんぶん振って“子供達は? 子供達は?”という動き、喜劇映画の中のチャップリンのようで、ものすごくコミカル(笑)。
そしてたまらなくキュート!(ぶんぶん振られてる手が、コートの袖からちょこんとだけ出てるあたりが、またなんともいえず可愛く…)
「あーきー!」という声も、あどけなく。

そして子供達が来ると、蚊帳の外(笑)。
でも、気まずい空気を、子供達に救われたような。

…公園の鳩にエサをやっている亮介くん!!!
何がおかしいというわけでもないのに、おなかの底から笑いがこみあげてくる、なんとも愛嬌のある…(笑)
この後のムードあふれるシーンを抜いて、この回一番のツボポイントかも!
(ムードある恋人同士のシーンを上手に演じられる俳優さんはたくさんいますが、この鳩のエサやりの味は、天野さんでないと出ないかも…【笑】)

小学生男子の考えなんて、そんなものか…と(笑)。
あの哀愁の亮介くんのどこをどうしたら、亜紀としあわせそうなところを見せつけにきた男になるのかと!!

思えば彼は亮介くん初登場の【第3話】から、おじゃまでしたか、とか、ただの同級生…? とか、亜紀と亮介くんとの中を勘繰る発言続出。
…いいやつ!!(笑)
花梨ちゃんに「花梨、結婚式行きたい!」と言ってもらえたりしたのも、かなりうれしく。

せつなげな表情。
…そしてその絵から直接、石橋保さん稔の「ごめん。あのひとに、話さずにはいられなかったんだ」というシーンに切り替わるところ、『本気!』シリーズのことなど思い返すと、かなり感動。

そして、亜紀が泣いて立ち止まった亜紀にかける、低めで心配そうな「亜紀…」の声。
その触れ幅が、天野さん亮介くんの魅力。

ついさっきまで、かなりトホホめの友達モードだったのが信じられないほど、ムードある映像!
予告で切り取られているのを観たときには、亜紀の待っていた亮介完全スルー攻撃や、鳩のエサやり亮介くん等々があるとは想像もできない、美しい“恋愛映画”的な絵。

亜紀の肩(二の腕のあたり)を抱いた亮介くんの手が、ぽん、ぽん、と、優しく慰めるように動いている映像!
この手の優しさ、あたたかさは、恋人というよりなんとなく“お父さん”的にも思え、天野さん、無理に恋愛勝者的な役を経由しないで、“お父さん”を極めてもいいのでは…と思いそうになるほど。

通常画面TVで御覧の皆様は、DVDをお楽しみに!
…と思ったら、昼ドラはDVDが出ないのが通常と思い出しました(涙)。そんな〜!!