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仮面ライダー
剣 ブレイド

Masked Rider Blade
EPISODE 41
強くなりたい
  


Staff & OA
脚本 ◆ 會川 昇  監督 ◆ 鈴村展弘
プロデューサー ◆ 松田佐栄子(テレビ朝日)  日笠 淳  武部直美  宇都宮孝明(東映)
その他のスタッフ ◆ Data Page
放送日 ◆ 2004年11月21日

※仮サブタイトル「魂の解放(前編)」

Cast
剣崎一真:椿 隆之  相川 始:森本亮治
橘 朔也:天野浩成  上城睦月:北条隆博
広瀬 栞:江川有未  白井虎太郎:竹財輝之助

山中望美:宮澤亜理沙  栗原天音:梶原ひかり

天王路博史:森次晃嗣

仮面ライダーブレイド:高岩成二
(仮面ライダーカリス:伊藤 慎 ※劇中にカリス登場、クレジットはライダー以外としてのみ)
仮面ライダーギャレン:押川善文  仮面ライダーレンゲル:岡元次郎
永瀬尚希  伊藤 慎  渡辺 淳  中島俊介  大岩永徳
中村博亮  高田 瞳(ジャパンアクションエンタープライズ)

京極 歩

ティターンの声:塩野勝美  小林知佳
ナレーション:小杉十郎太

城 光:浜崎 茜  金居:窪寺 昭  編集長:顔田顔彦
栗原遙香:山口香緒里


Story
 タイガーアンデッド・光(Cast:浜崎茜さん)は、一万年前のバトルファイトの夢を見ていた。
 アンデッド達が次の支配者になるべく戦いを繰り広げ、タイガーも他のアンデッド同様、戦いの最中にいた。
 リザードアンデッドを撃破すると、バックルを開いて倒れたリザードを、上空に現れた巨大な石、モノリスが封印する…。
 アンデッドたちの戦いはそのモノリスをマスターとして繰り広げられていた。
 睦月のアジトで、光は目を覚ます。

 そのモノリスは今、元ボード理事長・天王路(Cast:森次晃嗣さん)の研究所で、科学者達の実験材料となっていた。
 「神にも造れぬものを、我等が誕生させる」
 モノリスにつながれた装置の中に、2枚のカードがセットされ、その2枚はゆっくりと接近していく…。

 剣崎(Cast:椿隆之さん)、橘(Cast:天野浩成さん)は、虎太郎(Cast:竹財輝之助さん)、栞(Cast:江川有未さん)と、これまで封印してきたアンデッドの検証をしていた。
 剣崎は13とエレファント、橘は11、始(Cast:森本亮治さん)も13体を封印。これに睦月(Cast:北条隆博さん)が持っていると思われるカードの数を加えれば、残るアンデッドはあと4体ということになる。
 あと少しでこの戦いは終わる、と表情を緩ませる虎太郎だったが、あと一体ジョーカーが残っている。
 トライアルBが橘に見せたデータの、ジョーカーが勝ち残れば世界が滅びる、という結論は、ウソとは思えない、という橘に対し、剣崎は、栞の父親の大切な思い出も犠牲になったのだから、何も失わないで勝てるとは思ってない、と、力強く宣言する。
 さらに、睦月は大丈夫なのかな、という虎太郎の言葉に、橘は表情を曇らせる。
 睦月がカテゴリーAに支配されているということは、クラブのカテゴリーAはまだ完全に封印されていないということでは、という虎太郎に対し、橘は、それについては自分も確かめるつもりだった、といって睦月に会いに行こうとする。剣崎も橘の後に従う。
 出かけようとした二人に、虎太郎は、広瀬義人が言っていた元ボード理事長は関係ないのかな、と問いを投げかける。
 橘は、天王路はアンデッド解放の責任を取ってボードを去っており、剣崎が入ったときにはもうボードにいなかった以上、剣崎や睦月のことを知っていたとは思えない、と言い残して出て行く。

 ハカランダでは、望美(Cast:宮澤亜理沙さん)が天音(Cast:梶原ひかりさん)から、睦月に会ったという話を聞いていた。
 天音から睦月の居場所を聞きだした望美は、睦月を探しにハカランダを出る。

 肉をむさぼり食らう光の背後で、睦月は、剣崎もジョーカーも新しい力を手に入れた、次は俺の番だ、見てろ…とつぶやいていた。
 そんんあ睦月に光は、勝手にしろ、お前にはもう興味がなくなった、という。睦月がカテゴリーAなのか人間なのか観察していたが、甘すぎ、不安定すぎる睦月はアンデッドではない、自分が倒す価値もない、と言い放たれ、睦月は光に襲い掛かるが、光の蹴りの一撃で、床に沈められてしまう。
 「俺は強い、もっと強くなる! 理由なんているか!」と、再び光に挑みかかろうとする睦月を、天音の言葉でアジトを探し当てた望美がおしとどめた。なんでこんなところに来た、と望美を突き飛ばす睦月に、望美は手作りの弁当を差し出し、なんとか以前の心優しい睦月に戻ってもらおうと懸命に訴えかける。

 そんな睦月と望美を横目に外へ出た光は、アンデッドが近くにいる気配を察知する。
 そこに剣崎、橘がやってくる。あの女アンデッドです、という剣崎は橘に伝え、二人は変身、光もタイガーアンデッドとなって戦う。
 その場所に、望美をアジトに閉じ込めてきた睦月もやってきた。
 ギャレン、ブレイドジャックフォームを圧倒し、変身を解除させるほどのダメージを与えるタイガーに、睦月は、強い…これがあいつの本当の強さ…と驚嘆する。
 そのまま逃げ去るタイガーを追おうとする睦月を、お前に話がある、と橘が止めるが、睦月は「あのアンデッドは俺の獲物だ!」と、橘を、さらに止めようとした剣崎を振り払う。
 睦月がレンゲルへと変身しようとしたその時、再び望美が現れた。望美に気づくと、睦月は変身を躊躇する。
 そんな睦月の姿を見て橘は、お前は完全にカテゴリーAにとりこまれたわけじゃないんじゃないか、と睦月に語りかける。
 確かにお前の中に邪悪なカテゴリーAは存在する、しかし今のように、時に邪悪に反発する。それはキングの力か、あるいは、お前の心が…と、問いかけてくる橘を睦月は激しく突き飛ばし、「俺は、化け物だ…」と言ってレンゲルに変身。望美が取り落としたおにぎりに目をやると、化け物のような声をあげて望美を怯えさせる。叫び、暴れだしそうな気配を見せるレンゲルに近寄られ、望美はその場から悲鳴を上げて走り去る。
 橘と剣崎は、そんなレンゲルに駆け寄る。剣崎に「本当の自分を取り戻せ!」と怒鳴られると、レンゲルは「これが本当の俺だ」と言い、橘を再び激しく突き飛ばす。
 橘は起き上がってギャレンに変身、暴れるレンゲルを押さえ込もうとする。そして剣崎には、タイガーを追うように言う。剣崎は橘を案じつつも、ギャレンの指示通りにタイガーを追う。
 ギャレンの強烈なパンチを受けたレンゲルは「橘…ギャレン…!」と、闘志を燃やす。

虎太郎は仮面ライダーとアンデッドの戦いを描いた原稿を、とある出版社に持ち込んでいた。
 しかし、ライダーの話題は記事にするなと上層部から言われている、と原稿を突き返される。
 「もしかして天王路って人と関係があります?」
 虎太郎の一言に編集長は激しく動揺、編集部にも緊張した空気が張り詰める。天王路という男に興味を持った人間が、昔から何人も消えているという。

 光はカテゴリーキングであるギラファアンデッド・金居(Cast:窪寺昭さん)を発見。戦いを挑む。
 光の蹴りを受け止め、アンデッドとしての姿を現したギラファに、光も「やっと戦いらしい戦いができるわね」と、タイガーに変身する。

 ジャックフォームになったギャレンに、レンゲルは押され気味だったが、それでも「俺は…俺は負けない!」と、立ち上がって戦おうとする。そんなレンゲルを見て、ギャレンは「睦月。強くなったな」と、感慨深くつぶやく。
 「だがこれ以上、お前を暴れさせるわけにはいかない」と、ギャレンはバーニングスマッシュでレンゲルを攻撃する。攻撃をくらったレンゲルは渾身の力でギャレンをなぎ払い、肩にダメージを受けたギャレンは変身解除してしまう。
 痛みに耐えて橘は立ち上がり、睦月を探すが、睦月の姿は消えていた。

挑みかかるタイガーの攻撃を軽くあしらうギラファは、アンデッド同士が戦う必要はない、俺と手を組め、とタイガーにもちかける。アンデッドは自分が最後の一匹になるまで戦うよう定められている、というタイガーに、ギラファは、このバトルファイトは偽物だと告げる。
 そんな2体を発見した剣崎はブレイドに変身しようとするが、ギラファは剣崎の変身を阻止。恐るべき力を見せ付け、そのままタイガーを圧倒する。
 ついにバックルを開き、倒れこんだタイガーは封印されるのを待つが、モノリスは現れず、何も起こらない。
 ギラファから人間の姿に戻った金居は、現代のバトルファイトは人間に仕組まれたもの、封印できるのはライダー達とジョーカーだけだ、俺達がいくら戦っても、決着は着かない、と、拳を握りしめながら語る。
 このバトルファイトを仕組んだ人間がいる、お前も知っている男だ、という去り際の金居の言葉に、タイガーは天王路を思い浮かべる。
 悔しさにその場に座り込んだままのタイガーに、やってきた睦月は駆け寄る。離れろ、という剣崎を、タイガーの肩を抱いた睦月は、こいつに手を出すな、と睨みつける。アンデッドをかばうというのか、と質す剣崎に、睦月は「こいつを封印するのは俺だ」と、タイガーに寄り添い続ける。

 夕暮れのベンチに二人で並んで座った光は、睦月に、なぜ私を封印しない、と問いかける。
 睦月は問いには答えず、逆に、俺はお前の言う通り弱いのか、と、逆に光に問う。光は、お前の中には光がある、と言う。あの女の子を近づけまいとしたのも、その光だ、と。
 そんなものがあったら、強くなんてなれない…と立ち上がってつぶやく睦月が手にした手提げ袋に光は目をやり、なんだそれは、と尋ねる。それは、睦月が思わず持ってきてしまった、望美の手作りのおにぎりだった。
 食うか、と睦月が差し出したおにぎりを、光は、こんなもの食べたことない、と言いつつも、おいしい、と頬張る。睦月も、ああ、なんか知らないけど、あいつの…うまいんだ、と答える。
 その応えを聞いた光は、突然睦月を殴り、姿を消してしまう。

 光は天王路の研究所に潜入。廊下で見知らぬアンデッドと遭遇、臨戦態勢に入るが、そこへ天王路本人が現れた。
 天王路はそのアンデッドに「ティターン、お前の目的は、ライダー達を滅ぼすことだ」と話しかける。
 天王路は、ティターンのもつアンデッドポイズンは、アンデッドを活性化させ、これをライダーに注入すれば、ライダーの意思をアンデッドが支配し、暴れだす、そして彼らは自滅する…と言う。
 ライダーシステムを造ったのは貴様達じゃないのか、という光に、そうだ、アンデッドを封印するために、そして彼等の役目は終わったのだ、という天王路は、光をある場所へと連れて行く。
 そこで光は1万年前のバトルのマスター、モノリスを見て、愕然とする。

 その頃、光を探す睦月に、ティターンが襲いかかっていた。


Check! -天野さん橘さんみどころ-
 この回から橘さん、黒の冬服ジャケット。
 序盤の名シーンがよみがえるような。

 封印したアンデッドの数を確認する場面で、封印された自分のスートのカードをテーブルの上に並べる橘さん。
 うつむいた表情が渋いです(映し出された瞬間が、ダイヤのJ=伊坂のカードを並べている瞬間と思しきだけに、意味深く)。
 その渋い表情から、話しはじめた虎太郎にぱっと顔をあげて視線をやる、表情の転換がみずみずしく。

 「広瀬のお父さん…いや、トライアルBが俺に見せたデータの、ジョーカーが勝ち残れば世界が滅ぶという結論は嘘ではないと思う」という橘さん。
 第40話までたっぷり見てきた、橘さんの広瀬氏への思いいれを思うと“広瀬のお父さん”という言葉が感慨深く。
 ジョーカーに関する厳しい現実を語る口調が、第31話、第32話の頃よりも、心なしか穏やか。

 「睦月は大丈夫なのかな」という虎太郎の言葉に、目を伏せる橘さん。
 睦月を思う気持ちもしみいるように伝わり、横顔のきれいさもしみじみと感嘆を誘い。

 蜘蛛のカテゴリーAは完全に封印されていないのでは、という虎太郎の指摘に「それについては俺も確かめるつもりだった」と、即刻部屋の外へと向かう橘さんの先輩モード。
 剣崎君が速攻「睦月に会いに行くんですね。俺も」と、なつかしの後輩モードなのが、第30話代のエピソードを経た後は、なんともうれしく。

 天王路は関係ないのか、という虎太郎の指摘に、橘さん「でもあの人はアンデッド解放の責任を取ってボードを去った」剣崎君「俺が入ったときは、もういなかったかな」と、コンビネーション的に答える先輩後輩コンビ。
 往復方向の振り返り方のタイミングも、微笑ましいぐらいコンビっぽく、見ていて楽しく。
 ラストの橘さんの「剣崎や睦月のことを知っていたとは思えないな」への虎太郎の「ふう~ん」も、ちょっと親しげで温かく。

 剣崎君「橘さん、あの女アンデッドです」橘さん「なにぃ!」
 剣崎君が橘さんの忠実な舎弟ぽくて、これもまた微笑ましい楽しさのあるシーン。
 橘さん「睦月を狙っていたのか!」剣崎君「逃がすか!」と、ちょっと奥行きをつけて並び立った姿も、なんだかプレーリードッグ等の動物系の愛らしさを感じるような。

 走りながら、剣崎君と時間差をつけての「変身!」
 走っているときの、ちょっと必死さのにじむ眉のひそめ方。

 タイガーアンデッドの一撃を受けて、ベルトを吹っ飛ばされ、転がったベルトの後を追うように転がる橘さん。
 ころころ転がった最後の、腕を抱え込むようにして丸まったところが、【第3話】で雪の中に倒れこんだりしたシーン以来連綿と続く、橘さんの可愛さ全開。

 逃げ去ろうとするタイガーアンデッドに「待て!」と声を出す睦月に、振り返る橘さん。
 ほんの一瞬のカットながら、止め絵にしてじっくり見る価値大な表情の連続!

 タイガーを追おうと走る睦月を、抱き止めるようにして止める橘さん。
 走っていた睦月の勢いにちょっと振り回されるようにもみあう姿が、また良く。

 「睦月! お前に話がある」という、低く深い声。
 この低く深い師匠モードの声が、後のシーンでの声の変化を際立たせ。

 睦月が望美の前で変身をためらったのをみつめる橘さんと剣崎。
 剣崎の後ろから走りこんできた橘さんの表情が、走るという動きのせいもあってか、師匠モードよりも柔らかなものになっていて。

 「どこかに行け望美!」と叫ぶ睦月に近づく橘さんと剣崎を、遠景として映したカット。
 剣崎君は普通に歩いているのに、橘さんは前傾姿勢で走っているところに、橘さんの睦月に対する熱意が。

 睦月に少しずつ近づきながら「睦月! お前は…完全にカテゴリーAに取り込まれたわけじゃ、ないんじゃないか」と、ゆっくりと尋ねる橘さん。
 目を丸くしたような表情、睦月の気持ちにそっと触れるようにそっとした声、と“お前に話がある”との落差が、橘さんの優しい感じを強調。
 そんな橘さんを見やる睦月の表情のクールさとの対比もあざやか。

 「確かに、お前の中に、邪悪なカテゴリーAは存在する。しかし今のように、時に邪悪に反発する。それはキングの力か」そして睦月に歩み寄って「あるいは、お前の心が」。
 その、お母さんのように諭すような優しさと、青少年の主張のような青春ものぽさがいりまじったあたりが、橘さんと睦月の空気を象徴しているような。

 「勝手なことを言うな!」という睦月に突き飛ばされて、小さな声をあげて倒れる橘さん。
 ゆるやかな石段の上で、身体をひねりながら思い切り倒れるさまは、技ありの“儚さ”。
 すかさず橘さんの身体を支えるようにしゃがみこみ、おそらくは睦月を睨んだ剣崎君がうれしく。
 お母さん的優しさや、青少年の主張的優等生ぽさに反発する睦月、思春期だなあ、というシーン。

 望美を立ち去らせるために「俺は化け物だ!」と宣言してレンゲルに変身、“化け物”っぽい叫び声をあげてみせたりする睦月。
 そんな睦月に駆け寄った橘さんの、レンゲルの胸にすがるように当てられた手、橘さんの身長よりやや高くなったレンゲルの顔を見上げるようにみつめるさまが、お母さんというか乙女というか、けなげさせつなさ全開の風情。

 睦月レンゲルの腕をつかんで揺さぶって「本当の自分を取り戻せ!」とうるさく怒鳴りつけているのは剣崎君なのに「これが本当の俺だ!」といって力いっぱい突き飛ばすのは、橘さんのほう。
 【第40話】で、自分を吊るしたトライアルBに逃げられたときも、橘さんにばかり鬱憤をぶつけていた睦月、ほんとうに橘さんに甘えたくてしかたがないんだなあと、かわいそうなように思えてくるシーン。

 睦月レンゲルに突き飛ばされ、またも転がされる橘さん。
 ゆるやかに伸ばされ、軽く開かれた両脚が回転するさまに動き、スピード感があって、華やかなアクション。
 そのベルトを抱え込むような転がりから、きゅっと口許を引き結んで起き上がり、少し開かれた口許をまた引き結んで、捧げ持つようにしたバックルにAのカードを、橘さんにしてはゆっくりと挿入して変身するシークエンスは、変身ポーズに匹敵する変身シーンの面白さ。

 「こいつとは、俺が」と剣崎君にタイガーアンデッドを追わせ、レンゲルともみあうギャレン。
 剣崎君が走り去り、ギャレンのパンチが決まると、睦月レンゲル「橘…ギャレン!」
 第40話まで、どんなに悪そうにして、剣崎君のことは“剣崎”と憎々しげに呼び捨てにしていても、橘さんのことは終始“橘さん”だった睦月の、大転換。
 橘さんに甘えるばかりだった子供から脱却して、新たな関係を築いていく未来の予感。

 ギャレンに押され気味になっても「俺は負けない!」と叫ぶ、暴れ睦月レンゲル。
 そんなレンゲルを見ての橘さんの「睦月…強くなったな」。
 大人の落ち着きと、睦月への優しさが、あふれるような、短いひとこと。
 その言葉と、「だがこれ以上、お前を暴れさせるわけにはいかない」は、【第1話】の剣崎君との出会いシーンでの“君がブレイドか。俺は橘、ギャレンだ。二人で力をあわせて頑張ろう”を超えて、『剣』で一番大人の響きのある橘さんのせりふかも。

 バーニングスマッシュを当てられた睦月レンゲルに力いっぱいなぎ払われ、地面を勢いよく転がりながら、変身が解ける橘さん(その転がりも、ギャレン押川さんとのコンビネーションも含め、お見事!)。
 肩をおさえて痛みに耐える姿のよさと、苦痛に歪められた表情の合間に見せる、黒目がちの目が印象的な表情のきれいさ。
 消えてしまった睦月の姿を求めてあたりを見回し「睦月!」と叫ぶところまで、鑑賞価値大の映像。


EPISODE 40STORY PAGEEPISODE 42










Last update :
28th November 2004














* Blade *

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