マンハッタン・ダイアリーズ
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  マンハッタン・
ダイアリーズ

Manhattan Diaries

Chapter 5


Staff & OA
脚本 ◆ 青柳由美子  演出 ◆ 光野道夫
エグゼクティブ・プロデューサー ◆ 宅間秋史
その他のスタッフ ◆ Data Page
放送日時 ◆ 2007年2月2日(金)配信開始
 
 
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Cast
立花理亜:加藤あい  九堂絢子:黒木メイサ  小井戸美貴子:純名りさ
タケシ:天野浩成  (※クレジット抜け…)
トニー:Gio Crisafulli  ゾラ:Geoff Roesch  シェイディー:Kyle Coffman
ボブ:Nick Palumbo  ケンタ:小林元樹  マーク:Daryl Emanuel
飯島:篠崎はるく  ジュンペイ:蛯名健一
タイラー:Ryan Kim  ミッシー:Tinelle Matlock  ダンサー:Alvin Temba
《声の出演》 村田晴郎  さとみやすゆき  大久保雅也  清水麻友美
         奥村洋治  千木良奈央  伊藤敦子  船田 敬
トニー・ディ・フェリーニ:仲村トオル (※声の出演)
 
 
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Story
理亜は、マークがなぜあんなに怒ったのか理解できない。
そんな理亜に、絢子は、YES NOをはっきりせずニコニコしている理亜や日本人の女の子もいけない、と言う。
友達として好き、という理亜に、それは日本の言い方でN.Y.では通用しないと言い、美貴子も同意する。
ブラックの人はセンシティブなんだから、と絢子に言われて、そんなの疲れる、という理亜に、疲れるのはブラックの人達がパワフルだから、と絢子。
相手の気持ちもあることだから、ちゃんと会って話をしたほうがいいという二人に、ちゃんと話をできる自信がないという理亜。
理亜は絢子に、なんでそんなにマークの肩をもつのか、絢子は自分の友達なのに、とふくれる。
絢子は、友達なら迷惑かけないでよね、と理亜に釘を刺し、優しくしてくれる人にいい顔をして都合が悪くなるとポイ、わざわざN.Y.にやってきて、特別な目標もなく生きて、どうしよう考えて〜、なんて人に甘えているから人の気持ちがわからないのでと、痛烈に言い放つ。
このまま無視して、マークがストーカーになったって知らないからね、と絢子が言ったとき、ドアを強くノックする音。
理亜がドアを開けると、イタリア系の男達二人がずかずかと入り込んできて、この建物は自分達が買収したので貼るまでに出て行くようにと宣告する。
理亜は、このアパートは1年契約しているが、契約書は武が持っているという。
ルームメイトになったジュンペイとタイラーも出てきて、理亜に家賃を払ったばかりだが大丈夫かと言ってくる。

ダンスの練習で、慣れた? と声をかけてくるシェイディーに、ミッシー達ブラックのダンサーの踊る姿をさして、あんな風に踊れないのが悔しいけどね、と絢子。
奴らかっこいいよな、ブラックはリズム感が違う、というシェイディーに、リスペクトしてる、あんなに魅力的な人達いないよ、と絢子は応え、今日友達に、私はブラックの肩を持つと怒られた、と話す。
オレもある、というシェイディー、ブラック好きで何が悪い、と、笑い合う二人。
あんな風に踊れたらな、という絢子に、シェイディーは時間を作ってもっと練習することを勧める。
そこに、イタリア系の男達4人が現れ、シェイディーは彼らのところに行く。
ジュンペイの話によると、シェイディーの兄がまずいことをして、雲隠れしてしまったのだという。

そんなことがあって、絢子はアルバイト先のキャバクラでも上の空。
そんな絢子が接客していたのは、理亜と武にアパートの紹介をしたケンタと、沈んだ表情の武。
ケンタは、こいつこっち来たのに失恋しちゃってさ、つきあってやってよ、こいついい奴だからさ〜、と、失恋した武をなぐさめるために連れてきた様子。
絢子は、武という名前に、どこかで聞いたことがある…とひっかかる。
武がグラフィックデザイナーと聞いて、絢子は武が誰だか気づき、質問する。
「黒猫好き?」
「え!?」と驚く武。

理亜は武がくれたアリの写真をみつめて物思いにふけっていた。

理亜は職場の代理店で、先輩の飯島とエリス島の話をする。
かつて移民局のあった場所だ。
パイオニア的移民達の中で最も人数が多く、最も勢力があったのはイタリア系移民。
N.Y.で最初にできた移民街、しかし今はだんだん小さくなっているイタリア移民街に、理亜はアパートの契約の話をしようとやってきていた。
契約を交わしたアパートの大家の録音メッセージを聞いてやってきた場所には、理亜のアパートに押し入ってきた男がいて、契約書を持ってこなければ話に応じられないと理亜をつまみ出す。
表で理亜が途方に暮れていると、ここの代表者だという青年が理亜に声をかけてくる。
理亜が事情を話すと、青年は、契約書をお持ちになるまで二度とさせません、と理亜に約束する。
理亜の名前を聞いた青年は、トニー・ディ・フェリーニです、と理亜と握手を交わす。
その様子をマークが見ていたことに気づいた理亜は、マークの後を追おうとするが、もうマークの姿は見当たらなかった。

理亜は絢子がダンスの練習をしている広場を通りがかり、絢子がブラックのダンサーに突き飛ばされているところを見てしまう。
思わず止めに入った理亜は、その後絢子とカフェに行き、何があったのか聞こうとする。
ダンスの大会に出るなら絶対観に行く、頑張って、という理亜に、ダンスは趣味、そんなに一生懸命やっているわけではない、などと絢子は言う。さらに、絢子を突き飛ばしていたダンサーがどんなにすごいか理亜はわかっていない、天性の資質があるブラックの中でも彼女は音感もダンスセンスも本物で、彼女のように踊るのは自分には無理、と、絢子はいつになく落ち込んだ様子を見せる。
そんな絢子に、絢子も逃げている、と理亜。本当に好きなものがあるのに絢子は逃げている、本当に好きなものがあるなら、ちゃんと目標を作って頑張ればいい、と。
ダンスが本当に好きなのにあんなの趣味だなんて、自分をごまかしてるだけじゃん、そういう自分って好き? と問いかける理亜に、絢子はいつもの絢子らしい表情で「だーいすき」。

美貴子の部屋にやってきた理亜は、美貴子と一緒に出張に行くゾラを見送る。
そこにゾラの父親から電話がかかってきて、美貴子は美貴子より英語がよくわかる理亜に話を聞いてくれるように頼む。
理亜は、ゾラの旅行はやはり出張ではないこと、ゾラに恋人のようなメールを送ってきていた“アンナ”は、実はゾラの母親だったことを美貴子に告げる。
美貴子は、ゾラが“アンナ”を昔の彼女だと説明していたのは、母親を守りたかったからだろうといい、一度でも母親に会わせてもらった上でダメならしかたがないが、こんな風に隠されるのはフェアじゃないと思う、と理亜に訴える。
ゾラはマザコンだと思う、アメリカの男性には多いし、特にゾラのようなシングルマザーの家庭にはそういう問題が多い、ゾラの母親にとって自分は邪魔な女なのだ、という美貴子は、日本でも同じことを言われた、誰かの一番になりたくて、でもなれなくて、邪魔な女だと…と打ち明ける。
将来が見えなくなったときにゾラに出会って、新しい自分に生まれ変わったと思っていたが、結局逃げてきただけかもしれない、という美貴子に、逃げたくなくても逃げるときはみんなある、大事なのは逃げた後どうするかだ、と理亜は言う。
逃げてもゾラは追いかけてきてくれるかな、という美貴子に、美貴子はやっぱりゾラのことが好きなんだね、と理亜。
そうしているとき、理亜は、マークが自分達を見ていたことに気づくが、呼び止めようとしてもマークは歩み去ってしまう。

理亜がアパートに戻ると、アパートの中がめちゃくちゃにされていた。
ジュンペイとタイラーもケガをしていて、やってきていた絢子によると、ドアを開けようとしたら殴られたのだという。 こんな危ないところには住めない、出て行くことにした、とジュンペイ。
この間のイタリア人達では、という絢子に、もうさせないと約束してもらった、と理亜。
そんな約束はあてにならないという絢子に、マークみたいな人に後をつけられた、と理亜。本当に確かめたのか、何かあるとブラックが疑われる、と、絢子は理亜の言葉に反発する。
そこにマークから理亜に電話がかかってきて、近くに来ているので理亜のアパートにやってくるという。
同時に、玄関にはトニーがやってきていた。
あなたにお詫びしなければなりません、といって花束を取り出したトニーに、なんでこんなことをしたのかと詰め寄る理亜。
つぐないはさせる、二度とこんなことはしない、と、理亜を抱き寄せるトニー。
そのとき、トニーは、理亜の瞳の中に、遠い昔、愛し合う男性と日本人女性、そして“この、裏切り者!”と叫ぶ日本人女性の映像を見る。
その様子を、玄関にやってきていた、武が見てしまった。
 
 
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Check! −天野さん武くんみどころ−

 キャバクラで、ビールをこぼした絢子に手を貸そうとするようなしぐさから、膝の上に手をひっこめていく天野さん武くん。
手の動きと、きゅっと膝を閉じて座る姿が、フェミニンできれい!

 沈んだ様子の武くん。
理亜のこと、ほんとに好きなんだね! 感が、とっても。

 絢子に「武さんって言うんですか?」と声をかけられた瞬間、なぜか絢子の側の脚をひゅっと自分のほうに引き寄せるようにして、絢子と間の椅子の隙間を見るようにする武くん。
絢子がコワイ?(笑)

 ケンタさんの「つきあってやってよ、こいついい奴だからさ〜」が、ほんとに武くんはいいひとで、ケンタさんに可愛がられてるんだなあという感じ。
第1話の、ケンタさんは俺達のために忙しいのにアパートを探し回ってくれた、と、理亜に一所懸命言う武くんのシーンもあったりと、この二人の関係、いいなあと。

 ケンタさんがそう言ってくれてるのに、イヤンな顔でビールを飲んでいる武くん。
しかめっ面でも、なんとなくしぐさがカワイク。

 「いや、武なんてよくある名前です」の、もっさりとしたテンションの低さ。
いかにも真面目そうな雰囲気。

 仕事を聞かれて「一応、グラフィックデザイナー」。
声は穏やかな、大人っぽい(でも若さのある)声、目を閉じた表情はやや口がとがってきそうな、ちょっと泣きそう系。

 「黒猫好き?」と聞かれたときの「えっ!?」。
さっきまでの超ローテンションから一転!

 トニーに抱き寄せられるようにしている理亜を茫然とみつめる天野さん武くんの表情、とにかくきれい!
 もう少し長く、表情を見ていたいぐらいの。

 
 次回予告で「新しい男とうまくやれよ!」と怒っている天野さん武くん。
 ちょっとろれってるのが(笑)、すごい動揺感!














Last update :
5th February 2007


















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