プロデュース ◆ 伊藤一尋 プロデュース補 ◆ 演出補 ◆ その他のスタッフ ◆ Data Pageへ 放送日時 ◆ 2006年5月14日(日)21:00~21:54
桑原裕介:天野浩成 藤田 翔:大東俊介 メアリー富田:石田未来 片瀬未来:清水由紀 社長秘書:大門マキ 白石ちはる:黒田 凛 藤森拓海:小澤征悦 大河内孝信:石井正則(アリ to キリギリス) 白石 徹:天野ひろゆき 蔵迫泰子 原 楠緒子 長谷川紀子 高林由紀子[葛城房栄] 平 岳大[日野原茂紀] 椎名泰三 小林節子 渡辺友裕 鯨井友羽 芸プロ 劇団ひまわり 劇団東俳 大河内民雄:西村雅彦 葛城道造:橋爪 功
兄は父の跡を継ぐ決心をし、沙織と婚約していたが、出張先の香港でヘリコプターでの視察中、事故で帰らぬ人となった。それから春樹は、兄のために自分にできることをしよう、兄の代わりに沙織を幸せにしよう、と決めたのだと春樹は語る。 春樹は鈴子を、鈴子のアパートまで送り届ける。 いったん車を走らせかけた春樹だったが、すぐに戻り、階段をのぼりかけていた鈴子に、スープの礼を言う。 おいしい料理はお金では作れない、料理人の心で作るものだ、というあなたの言葉を思い出した、そのとおりの味だった、ありがとう…と。 鈴子が部屋の前にくると、兄の徹が、行くところがないといって懇願し、鈴子の部屋で泊まる。 しかし同居人のマキ(小池栄子)は、徹が住み着くことに猛反対する。 徹の娘・ちはる(黒田凜)も、「マキちゃんの気持ちもわかる」と、徹の同居を手放しで喜べない。 春樹の父・道造(橋爪功)は、イタリアンレストランのチェーン化の進捗状況を春樹に尋ね、トラットリア・バンビーナを1号店にすることについて、私情を挟むなと釘を刺す。 葉山まで連れ戻しにきやがって…という道雑煮、妬いてるんですか息子に、いい加減女遊びやめたらどうですか、などという春樹を、道造は追い回す。 社長室を出ると、秘書の大河内(石井正則)が待っていて、トラットリア・バンビーナの改装図を春樹に見せる。 トラットリア・バンビーナにミチル(サエコ)が訪ねてきて、沙織が日野原と二日後に渡米すること、を鈴子に告げる。 私と何の関係があるのよ、という鈴子に、春樹のことを狙っている鈴子に、沙織がいなくなっても春樹には自分がいると釘を刺しておこうと思って、とミチル。 仕事があるから、と鈴子が厨房に戻ると、ミチルは厨房にまで乗り込んできて、端からあなたのことライバルだなんて思ってないけど、目の前ちょろちょろされると迷惑なのだと言い放ち、最後に「じゃあね! お・ば・さ・ん!」と捨てゼリフを吐いて去っていく。 「今時の娘は…」と呟いた鈴子だったが、桑原(天野浩成)と藤田(大東俊介)が「おばさんだって!」と楽しそうに笑いあうのを見て、ますます口をとがらせる。 春樹が店の改装図を見つめて考え込んでいると、沙織から、二日後アメリカに発つと電話が入る。 そんなに早く、と驚く春樹に沙織は、悲しくなるだけだから見送りには来ないで、と告げる。 数日後、沙織が日野原(平岳大)と共にアメリカへ旅立つ日を迎え、鈴子は沙織を見送りに空港へと向かう。 ナポリタンのレシピを渡した鈴子に沙織は、春樹は自分を、愛していたわけではなく、兄の婚約者だった自分をとても大切に思ってくれていただけ、もし彼が自分を一人の女性として愛してくれていたら多分自分も…と、春樹への意外な思いを語る そこに春樹がやってくる。 と、そこには来ないはずだった春樹も姿を現す。春樹はすでに自分の気持ちに整理をつけていたのか、沙織を笑顔で見送る。 そんな春樹に沙織は、春樹はきっと鈴子のことが好きになると告げる。 笑顔で見送りつつそもどこか寂しそうな表情に見える春樹の姿を見て、鈴子は春樹の気分転換にと、姪のちはる(黒田凛)の音楽発表会へと強引に連れて行く。 葉山の別荘でのパーティーで二人が踊った曲『シェルブールの雨傘』が演奏され、二人はプールサイドでのダンスを思い出し、いい雰囲気になる。 ところが、その間に、春樹の車の鍵が紛失。 探したが見つからず、後日取りに行くこととして、鈴子は、春樹をアパートに招いて昼食を振る舞う。 突然のオーナーの来訪に驚き、自分を覚えているかと訪ねたマキだったが、春樹は覚えていない。 二人はどんな関係なの、と訪ねるマキに、彼氏なんでしょ? というちはる。 おじさんは君のお母さんの彼氏なんかじゃなくてただの店のオーナーだからさ、という春樹のちはるへの返事で、春樹が二人が最初に出会った日のレストランでの鈴子と徹との会話を聞いて、鈴子のことを、徹の夫でちはるの母親だと誤解していたことがわかる。 その日のことを思い出してケンカを始める鈴子と春樹を、マキがなだめ、二人はそっぽを向いてスパゲティーを食べ始める。 そんな二人に、呆れるマキとちはる。 あとは適当に帰るから、という春樹に、迷ったりしたらまた何言われるかわからないかた、と、春樹の後をついていく鈴子。 春樹のことをバンビという鈴子にムキになりかけて、春樹は、あなたをムキにさせる女って、そうはいない、あなたきっと彼女のことが好きになる、という沙織の言葉を思い出す。 通りがかった公園で、高校生がバスケットボールの 3 on 3 をするの目にした春樹は、自分が元バスケ部で、高校の時は全国大会ベスト4まで行ったことなどを話す。 そのとき、選手の一人が、足をつってしまう。 メンバーに入ってほしいと頼まれた春樹は、上着を鈴子に預け、ゲームに参加する。 生き生きとした表情で、次々とシュートを決める春樹を、鈴子が夢中で応援している間に、ベンチにかけた上着のポケットから財布が抜きとられてしまう。 その頃、マキはちはるが留守番をしているアパートに、藤森(小澤征悦)が訪ねてきていた。 試合が終わって、春樹は、ポケットに入れていた財布がなくなったことに春樹は気づく。 最初は、どこかで落としたんでしょう、などと言っていた鈴子だったが、自分のせいだと気づいて、顔色を変える。 二人で警察に届けを出すときにも、しどろもどろで事情を説明する鈴子。 警察を出た後、また私のせいでごめんなさい、と謝る鈴子に、その通り、あなたといると、まったくロクなことがない、と返す春樹。 でも、一つだけいいこともある、彼女のことを忘れていた、今日は落ち込むだろうと思ってたのに…ほんと退屈しないよ、と、春樹は鈴子に言って、笑顔で歩き出す。 財布の中身を弁償すると言う鈴子に、春樹は、露店で売っていたストラップを買ってくれたらチャラにしてあげる、と言う。 春樹が乗ったタクシーを見送り、鈴子も笑顔で家路につく。 アパートに戻った鈴子に、マキは、鈴子に客があったことを告げ、藤森が残したメモを渡す。 それは駅前のカフェで待つという伝言だったが、鈴子は、彼とは2年前にもう終わっている、会う必要ない、と、その話を終わらせる。 喫茶店で鈴子を待つ拓海は、携帯のメールを見つめていた。 それは2年前、福岡に発とうとする拓海が鈴子に送ったメールへの返事。 “頭ではわかっていても、私は、あなたのしたことを許すことができません。だから、福岡へはついていけません。 鈴子” 春樹が家に戻ると、ミチルが勝手に上がりこんで料理をしていた。 沙織さんもいなくなったし、これからは私が春樹さんにずっとついている、今日は泊まる、というミチルに、春樹は、ミチルのことは妹としか思えないと告げる。 それでもいい、最初はそれでも構わないというミチルに、春樹は表情をやわらげ、一緒にスキヤキ食べよう、そのあとちゃんと送っていくから、と言う。 ミチルもそれで、うれしそうに準備を再開する。 葛城グループにやってきた藤森は、融資の提案書を秘書の大河内を渡す際に、第一号店の候補地がバンビーナだと知る。 社長秘書にストラップがチープだと注意されても、気に入っているからいい、と返した春樹。 そんな春樹は、イタリアンレストランのチェーン化の準備…一号店となる店のことが進んでいないことを激しくとがめられる。 その件については他の候補を当たろうとと思っている、あの店は、あまり収益は上がっていないが赤字ではない、シェフの腕がいいのは社長もお認めかと…と、トラットリア・バンビーナを残すことを提案する春樹に、道造は思い上がるなと激怒する。 私情に流されて冷静に事が運べないんのだったらこの件は他の者に任せる、そうなるとお前は私の跡継ぎとして見込みがない、ということになる。死んだ兄の修一も、天国で嘆くことになるだろう、という父の言葉は、春樹の心に深く突き刺さる。 大河内秘書とバンビーナを訪れた春樹は、従業員全員を集め、今週いっぱいでの閉店、従業員全員の解雇を告げる。 突然の宣告に、大河内マネージャー(西村雅彦)は、この店は自分が前のオーナーに出資してもらって始め、それから毎日毎日頑張って評判の店にしてきたのに、いきなりやってきて閉店だクビだとなぜいえるのか、とくってかかる。 今はわが社の持ち物になっている以上仕方がないという大河内秘書に掴みかかろうとするのを、桑原やマキに制止されつつも、大河内マネージャーは、叫ぶ。 「何が高級レストランだ! 高級じゃなくても、絶対うちのシェフが作った料理のほうが美味いんだ! うちのシェフが作る料理の方が、心がこもってんだよ! あんただって食ったんだ。それぐらいわかってるだろう!?」 しかし春樹は、退職金は勤続年数などを考慮して支払う、とだけ言い置いて、店を出て行ってしまう。 春樹を追った鈴子は、店の前で春樹を止める。 料理はお金で作るものじゃない、心で作るものだと、わかってもらえたと思ったのに…という鈴子に、春樹は、自分が鈴子に気を許したとでも思っているのか、と、冷たい返事をする。 それがあなたの本当の気持ちなの、という鈴子を、春樹が鈴子を見つめていたとき、藤森がやって来た。
![]() 包丁の片側を空いた手で押さえて、という動き、自分もよくやるので、なんだか親近感が(笑)。 ![]() やっぱり声、一番響きます。 ![]() 藤田くんは最初にミチルのことを見た以降は気にせず作業を続けているのに、天野さん桑原くんのほうだけが二度振り向き(しかも真後ろなのに!)なのがポイント! ![]() 淡々と見ている藤田くんよりも“こわっ!”という心の声が聞こえそうな(笑)。 でも、藤田くんより先にまた作業に戻っているあたりもポイント。 ![]() 第1話からの流れだと鈴子へのイジワルともとれるシーンですが、正面から顔が見えるようになると、その笑顔があまりにも無邪気にうれしそぉーうなので、悪意が感じられなく(小学生レベルの喜び方というカンジ!)。 そんなコドモタチに、きいっ! と振り返る鈴子の表情がまた可愛く(笑)。 ![]() 一番手前の(鈴子ポジション)でトマトソースのパスタをひっくり返している天野さん桑原くん。 動きがあるのは天野さん桑原くんだけという、緊張感が走ったシーンでの画面の雰囲気を担う、責任重大な。 ![]() 最初は硬い表情で春樹を見据え、春樹の前を通るときは目を伏せ… …と思ったら、画面からきれる寸前、微妙にガン飛ばしてます! ![]() その前から大河内秘書のほうを見ていた天野さん桑原くん、大河内マネージャーが大河内秘書を揺さぶり始めると、気遣わしげに身体の向きを変えたりと、細かい動きを。 ずっと春樹のほうを見つめたきり動かない鈴子との対比という意味も。 ![]() 真面目で優等生的な性格が出たシーン? ![]() 緊張感の感じられる背中から、微妙に大河内マネージャーのほうに向きを変える、防御の動き。 ![]() 手前に立つ大河内マネージャーとかぶらないようにするためか、天野さん桑原くんと触れんばかりに接近して出て行くのが、筋とは全く無関係ながら、妙にツボ(笑)。 その動きにつれて、大きく首を動かしてその方向を見る天野さん桑原くんの動き。 それにしてもトラットリア・バンビーナの男性陣、皆さん高身長! ![]() ロングから鈴子アップに画面が切り替わって観られる厳しい表情の横顔、もっとじっくり観たい端整さ! ![]() 薄紫に白の植物柄という、藤田くんの赤いラグラン袖の白いシャツとは対照的な、オトナ(!?)スタイル。 清水さん未来ちゃんとともに、いちはやく半袖! ![]() 藤田くんが桑原くんに、腕をつかもうとして外れたような、身体を押そうとしているような感じで、ボディタッチしているあたりが、なんともほんとに仲良さそうな。 |
Last update :
28th May 2006
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