高校卒業後、料理の修業をするため一人イタリアに渡る。 父親が残した洋食屋を継ごうと考えていたが、兄の借金のために銀行に取り上げられられる。 その時の銀行の担当が元カレで、そのことが原因で二人は別れることになった。 恋愛に興味がない訳ではないが、今は恋より仕事。自分の店を持つことを夢見てお金を貯めるために、本格的イタリアンが手ごろな値段で食べられると評判のイタリアンレストラン“トラットリア・バンビーナ”の雇われシェフとして働くことに力を入れている。 お金で世の中どうにでもなるといった春樹の態度に反感を覚え、こんな嫌な奴は自分の恋愛の対象には絶対にならないと思っていたが…。 ポリシーは「おいしい料理はお金では作れない。料理人の心で作るもの。」というシェフだった亡き父の言葉。
大学卒業後、父親の企業に就職、若くして常務に抜擢される。 次男坊であるため本来跡取りではなかったが、後継者だった長兄が不慮の事故で亡くなったため葛城グループの後継者になった。 イタリアのミラノで半年間、提携する三ツ星レストランを探すための長期出張を終え、帰国したばかり。 父親の影響を受け、若いながらも自信家で自分の思ったようにすべてはなると考えている。 (亡くなった兄の代わりになれと言う父の期待に応えようとするあまり、強引すぎる面もあり、秘書兼お目付役の大河内孝信を振り回すことも多い?) 年齢のわりに女性の扱いには慣れていてプレイボーイだが、唯一亡くなった兄のフィアンセのことだけは真剣に想っている。 買収したトラットリア・バンビーナにオーナーとして乗り込み、鈴子と対立。
苗字の読み方は“おおこうち”。 ソムリエとしての資格ももっており、レストランの最年長者としてスタッフの皆をまとめている。 オーナーが代わったことで自分たちがリストラされるのではと心配している。 鈴子のシェフとしての腕は信用しており、新しく来たオーナーの春樹には出来るだけ今までの体制を変えずにいてもらいたいと願っている。 まだ小学生の娘が2人いることもあり、なんとかクビにならないよう奮闘。
職業はジュエリーデザイナー。 春樹とは時々食事をしたりとフランクな付き合いをしているが、それは愛した人の弟(=自分にとっても弟)として可愛がっているのであり、男性として意識はしていない。そのため春樹が自分に女性として好意を抱いていることを受け入れられない。
葛城グループの筆頭株主である浅倉家の一人娘。 春樹とは小さい頃から互いによく知っている仲で、自分は春樹と結婚するつもりでおり、何かにつけて春樹にまとわりついてトラブルを起こす。 当然、春樹に関わってくる鈴子にも挑戦的な態度を取る。
古い洋風なアパートに鈴子と同居している。 鈴子が来る前から「トラットリア・バンビーナ」のウェイトレスをしており、前のシェフが急に辞めたため、鈴子を店に紹介した。 年下のイケメン好き。
苗字の読み方は“おおかわち”。 職務に忠実で融通が利かないため、春樹の自由奔放な性格に振り回される。 そのため、春樹のしつけを道造から頼まれているものの、ほどんど実現できずにいる。
名門調理学校出身の優等生で秀才タイプ。 レシピに忠実なタイプで、鈴子の奔放な料理スタイルに反発することもあるが、その実力は認めている。
調理学校を出たばかりの新米コックで、やる気はあるが、器用ではない。 愛想は今ひとつだが桑原同様イケメン。 (演じる大東俊介さんによると“ちょっとドジで元気なキャラクター”。)
日米ハーフで、中学生の時日本に移る。 明るく能天気でサボりの名人!? 何かあるとすぐ泣き出す。
おしゃべり好きで、セレブ好き。
※公式サイトは“大門真紀”表記ですが、御本人ブログ【Makiron】や【演劇集団 円】の表記は“大門マキ”。
母親は借金ばかり作る徹に愛想を尽かして出て行った。 母親について行ってもよかったところを、一人になる父親を心配して徹のもとに残った。 が、その徹から叔母のもとへ預けられ、鈴子と同居することに。 子供のわりにしっかり者で鈴子に恋のアドバイス!?をすることも。
人はいいのだが、仕事の才はまったくなし。 色々なことに手を出しては失敗してその度に借金を作り、そのせいで妻から三行半を突きつけられバツイチに。 自分の借金のせいで父親のやっていた洋食店を手放すしてしまい、鈴子からはろくでもない兄だと思われている。
「金と数字はみんなの共通語。一番わかりやすい物差しだ」を信条に、次々と事業を拡大しているツワモノ。 外資系コーヒー店やサンドイッチショップを次々と日本に導入し、業界の実力者となっている。 今はセレブ向けのお洒落な外資系レストランをチェーン展開していく新規事業に乗り出しており、その責任者を跡取り息子の春樹にしようとしている。 常日頃から春樹のことは詰めが甘いと叱り、叩くものを手に社長室で春樹を追い回すこともしばしば。 難点は女性に手が早いこと。 |
Last update :
9th May 2006
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||