Wednesday, 1st May 2002 22:00-22:54(TBS)

First Love

第3話
破られた秘密!!


Staff & OA
脚本 ◆ 大石 静  演出 ◆ 今井夏木
プロデュース補 ◆ 平川雄一郎  演出補 ◆ 濱田明子
制作担当 ◆ 片岡俊哉  記録 ◆ 岩井茂美
その他のスタッフ ◆ Data Page
放送日 ◆ 2002年5月1日


Cast
藤堂 直:渡部篤朗  江沢夏澄:深田恭子
木葉清一:池内博之  五味妙子:久我陽子
浜田万里子:一戸奈未  青木千春:内藤陽子  小峰幸彦:内田朝陽  二岡孝作:天野浩成
真鍋周子:上原美佐  松原亜矢:眞野裕子  横倉 仁:芹沢名人  有賀裕子:西山繭子
堀井仙太郎:近藤芳正  前園もみじ:三田篤子  妹尾弘文:佐藤二朗
江沢あかり:大森暁美  江沢守:小野武彦  江沢朋子:和久井映見
高橋真美  武野功雄  森下哲夫  岡田 正
青沼神対馬  笠 久美  広澤 草(朋子がいた施設の職員)
茂田奈穂美(笹井 晶)  鶴田莉奈(子供時代の朋子)
芸プロ  劇団ひまわり  劇団東俳  芸映プロジェクト


Story
直(Cast:渡部篤郎さん)に対する想いをどうしても捨てきれない夏澄(Cast:深田恭子さん)は、直のマンションを訪れる。帰宅した直は、自宅マンションの玄関に立つ夏澄を見て驚く。
夏澄は「直ちゃんのことを忘れることは出来ない」と想いを伝えるが、はっきりと「僕は朋子さんと結婚する」と夏澄に告げた。
直は、直は教師を辞めることになった5年前の事件について夏澄に告げる。それは直にとって、思い出したくない出来事だった。
直の言葉を聞いて、夏澄も、義妹として直に接しようと心に決める。
しかし、直が朋子へのお土産に買ったキムチのシミが夏澄のスカートに付いていたことで、朋子は直と夏澄が会っていたことに気づいてしまう。

翌朝、朋子は「直さんに電話して」と夏澄に頼む。結婚式を嫌がる直を説得して、夏澄が勤める目黒雅叙園にて結婚式場で式を挙げてもらえるように伝えて欲しいというのだ。夏澄は嫌がったが、朋子は強引に夏澄に電話をかけさせる。挙式の日取りなども朋子と話し合っていなかった直は、他人行儀な口調の夏澄の電話に戸惑うが、朋子に「妹さんの顔が立つなら」と挙式を承諾する。まるで、朋子にはそれほどの気持ちはないのに、夏澄の営業成績のために挙式を決めたようなかたちにさせられて、夏澄は釈然としない。

そして直と朋子が結婚式場に下見にやってきた。上司命令で二人に立ち会うことになった夏澄は、目の前で幸せそうな直と朋子の姿を見て、複雑な心境になる。

直も複雑な気持ちになっていた。落ち着かない直は、珍しく教え子の木葉(池内博之)を呼び出して飲みに行く。
ところが、木葉から夏澄とキスしたことを打ち明けられ、恋愛の相談を持ちかけられてしまう。
“夏澄には本当に好きな人が他にいるのではないか?”と弱気な木葉に「ホラー映画でも一緒に見ながら押し倒せよ」と軽く言う直だったが、すべてを捨てた5年前の後悔が積もっていた。

その頃夏澄は、同級生の二岡(Cast:天野浩成さん)の店で、木葉以外の同級生と飲み、木葉と交際していることを皆に告げるが、その表情は晴れない。

夏澄をアパートに招いた清一は、直に言われた通りホラー映画(『シックスセンス』)を見ながら夏澄を押し倒そうとするが、夏澄の反応は「何?」「(ビデオ)いいところだったのに」と、はかばかしくない。そこに朋子から携帯が入り、二人は最高級イタリア料理店「スカンティナート」に誘われる。
朋子と3人の食事だと思い、清一とともに店を訪れた夏澄の前に、直が現れ、夏澄は驚く。
何も知らない清一は、直が自分と朋子の高校時代の恩師だったことを話してしまう。
それを聞いて朋子は「どういうこと? 知ってたの? もともと知り合いだったんだ…」と、硬い驚きの表情をみせる。











Last update :
11th June 2002





















* About *
First Love
詳細DATA
登場人物
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* Story *
第1話
第2話
第3話
第4話
第5話
第6話
第7話
第8話
第9話
第10話
第11話

* 牧天 *
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Check! −天野さんニ岡君みどころ−
 同級生グループの隣のテーブルの後片付けをする天野さんニ岡くん、やっぱり手つきがきれいです!
 きれいについた腕の筋肉の動きが見えるあたりもどきどき(笑)。

 小峰くん「会社さ、やめようと思ってんだよね」へのすっごい顔でのファーストリアクションも、その瞬間2ショットで画面におさまっていた天野さん二岡くん(笑)。
 小峰くん&二岡くんのコンビぶりを感じさせてくれる、ナイス構図!

 浜ぽんの決めゼリフ「びっくりマンモス!」に天野さんニ岡くん、笑いながら「出たよマンモス」、浜ぽんの「出たよ」にもまた笑顔。
 言葉遊びのような軽快なやりとり、浜ぽんとの絶妙のコンビネーションが楽しいです!
 「出たよマンモス」の前に入った笑い声も楽しく。

 浜ぽんの「二岡ー、きんぴら」に、「はいよっ」と画面の右から左へひらりと移動する動きがいいです!
 と、座敷から土間に下りるとき、柱にかけた手も微妙にツボ(笑)。
 千春ちゃんの「きんぴらどころじゃないでしょ」に「だって食べたいんだもん、繊維とんなきゃ」という浜ぽんのせりふ、目の前の“びっくりマンモス”に動じないところ、実生活をしっかり生きてるなあという感じがするところ、二岡くんに似てるなあという気が。
 天野さんニ岡くんとのグッド・コンビネーションも、そんなところから?

 営業がうまくいかなくて「頭下げすぎて腰痛くなっちゃったよ」という小峰君への天野さんニ岡くんの「ばーか、ビールケースかついだって腰痛になるんだよ。甘えんじゃねーよ」にはじまるかけあい。
 小峰くん「あんね、居酒屋のぼんぼんにはわかんねーよ!」二岡くん「お前よく言うよな、俺が就職できなかったってさんざん馬鹿にしたくせによ、整体の先生紹介してやるよ!」小峰くん「あんね、オッマエには紹介されたくないね!」という遠慮エシャクないやりとり、ケンカすればするほど仲良さそうに見えて微笑ましいです(笑)。
 【First Love 公式サイト】内の“内田朝陽さんと天野浩成さんが、セリフのかけあいのテンポを何度も練習しています。”や(【Lyrics #02 岡忠裏話】)、生野慈朗監督の“小峰と二岡はセットの陰でセリフの練習してるんだよね。笑。なんか可愛いなーって。”というコメントなど(【Director's Message #05】)を思い浮かべると、微笑ましさ倍増。

 隣のテーブルの上をふきながらの天野さんニ岡くんの「なんで木葉いねえんだよ今日?」いん、「あいつ、こういう大事なときにいないんだよね」と即、応えてくれるのが浜ぽんというあたりも、グッド・コンビネーションでうれしく。

 先に帰る、という夏澄ちゃんへに天野さんニ岡くんが「元気ないじゃん」とかけた声、ハイテンションのかけあいからすっとトーンを落とすと、とても優しく穏やかな響きに。
 夏澄が浜ぽんに、立て替えて、と頼んでいた飲み代も「あぁ、いいよ今度で」とつけにしてあげる言葉の、さらりとした感じ、いいです。

 この回の内田朝陽さん小峰くん、営業がうまくいかなくて会社やめたいー、といって口をとがらせてる表情とか(天野さんのトクイワザ!)、一戸奈未さん浜ぽんと内藤陽子さん千春ちゃんの『賭事女王』コンビに「お前が帰れよ」とダブル肘鉄されて、おとなしく「はい」と答えるところとか(『かぐや島伝説[改訂版]』の子猫達に「ごちゃごちゃいわんと、黙って来い!」とおこられての「はい」に酷似【笑】)、と、かつての天野さんの役を思い出させてくれるところがいっぱい。
 “天野さん小峰くん”だったらどんなかなー、と想像してみるのもまた一興(笑)。


From Guestbook −皆様の御感想−
 守峰 優

 『First Love』第3話、観ました〜!
 “水曜日はかけあいの日”と言いたくなるほど、かけあいが楽しく!
 一戸奈未さん浜ぽんの決めゼリフ「びっくりマンモス!」に、天野さんニ岡君「出たよマンモス!」浜ぽん「出たよ」とからむかけあい、言葉遊び的面白さもあって、一気に楽しさがはねあがりました!
 内田朝陽さん小峰くんと練習していらしたというぽんぽん言い合う(いえ、あの“ぽんぽん”じゃなくて…【笑】)セリフ、仲良がいいからこその口ゲンカ、という感じで、なんともいいです。流れるようなセリフ回しもマル! 天野さん二岡くんが就職できなかったとき、小峰君がさんざん馬鹿にしたという、その情景もみたかった〜、回想シーンでみせて〜、と思うぐらい!
 そんなテンポが速く勢い良く遠慮ない口調の後に、ふっと静かな口調になった深田さん夏澄ちゃんへの「元気ないじゃん」という言葉、なんとも優しく響き。いい脚本の構成、それを生かしたセリフ回し、いいです〜。
 それにしても前回に続き、奈未さん浜ぽんと対になってのセリフが多いの、ほんとにうれしいです〜! 「なんで木場いないんだよ」「あいつ、こういう大事なときにいないんだよね」、という、普通のセリフのシークエンスも、ほんとにテンポよく響いてるし。来週も楽しみです〜!
 映像的にも、いろいろしぐさやポーズが観られてうれしかったです。またじっくり観返したいと思います!

 それにしても『SEVENTEEN』…内田さん小峰くんは「千春を一途に思ってる役なんだって」とあって、一途に思ってるけど言えない、とかそういうもどかしい青春的恋物語が展開されるのかと思っていたら、小峰くんいきなり内藤陽子さん千春ちゃんに「ぽんぽんしようよ〜!」…『SEVENTEEN』…(笑)。まあ、確かにホントに好きそうではあります。「ばーか」「失業しそうな奴と交際宣言してどうすんの!」と、容赦なく却下されてますが。がんばれ小峰くん!

 天野さん二岡くんの「なんで木場いないんだよ」は、直ちゃんとこじゃれたバーで飲んでるシーンを見た瞬間の「なンで岡忠で飲まないんだッ、木葉清!」というワタシタチの心の叫びを代弁してくれてるようでナイス(笑)。
 渡部さん直ちゃんのアドヴァイスに従って夏澄ちゃんを押し倒すや、「(ビデオで観てた『シックス・センス』が)…いいとこだったのに」と言われちゃった池内さん木葉くん…直ちゃんに相談してるより、岡忠でみんなに相談にのってもらったほうが、よっぽど現実に即した対処方法が得られるんじゃあ…(笑)。


 Voyagerさん

 『First Love』第3回観ました! 母は「ごくせん」派みたいですが(苦笑)…
 ぼくは今回を観て、そして今まで観てきた回を思い出して、この『First Love』が「女のハードボイルド」だと思いました。そんな「ハードボイルド」には憩いの酒場がつきもの。居酒屋「岡忠」はそんな酒場なんだと思います(笑)。
 今日の天野さんは、女性陣に逆ギレされたりする場面がはじめてなかったかな?(笑) と思うのですが、内田朝陽さんとの掛け合いぜりふが絶品でした。セリフの、流れるような、それでいて漫才的におもしろいつなげかたなど、とくに! おそらく今回の場面が、「岡忠裏話」で登場した、お二人で練習されていたという場面だったと思うのですが、流石! と観ていて思います。今回も、「岡忠」の場面や天野さんが、とてもいきいきしていたなぁ…、と思います。
 次回以降も、疲れたみんなの止まり木「おかちゅう」の場面をよろしくお願いしたいと思います(笑)。


 Voyagerさん への守峰レス

  御家族が裏番組派な御家庭であえて『First Love』を観る、その価値は高いです(笑)!
 『First Love』が「女のハードボイルド」というの、なんかいいです〜! 夏澄も朋子も、ハードボイルドの主人公達と思うと、なんかぐっと魅力が増すような。その憩いの酒場の“岡忠”…かっこいい〜!
 天野さんが女性陣にやっつけられたりしてないのとは反対に、今日は内田さん小峰くんがヒエラルキーの底辺でしたね(笑)。夏澄ちゃんが帰った後、『賭事女王』高倉姉妹コンビ(一戸奈未さん&内藤陽子さん)に「お前も帰れよ」とゆわれて「はい…」というあたり、ちょっとかつての天野さんキャラを思い出させてくれたりして、楽しかったです(笑)。
 内田朝陽さんとのかけあい、繰り返し練習されただけあって、よかったですよね! 期待しただけのことはありました!
 天野さんニ岡くん、絶好調ですね! この調子で、楽しいシーン、いっぱいみせていただきたいと思います!


 楓 祥 さん

昨日は〜注文受けて身軽にさっと跳ぶように駆けていくシーンが妙に印象に残りました(笑)
画面右から左へ…「おぉ〜♪」


 楓 祥 さん への守峰レス

 “注文受けて身軽にさっと跳ぶように駆けていくシーン”、ひらりっ! という感じで、動き良かったですよね!  私はもともと、真田広之さんとか唐沢寿明さんとかの舞台をバリバリやってるような俳優さんが良い動きをみせるシーンにかなり気持ちよさを感じる体質ですので(たとえば、『First Love』浜ぽん役の一戸奈未さんが御出演だった『ラブコンプレックス』での唐沢寿明さんとか、不条理を感じさせるほど華麗な動きをみせてくださって、楽しかったです【笑】)、天野さんニ岡くんの動きがいいと、それはもうたまらない喜びです!
 オーダーシーンは毎週必ず入りそうな気配ですので、来週も楽しみです!


 ゆかた さん

  『First Love』、昨日もバッチリ拝見しました。 朋子お姉さんの過去を少しずつ知ることによって、夏澄ちゃんへのあのキョーレツな仕打ち(苦笑)の理由がちょっとだけ解ってきた様な気がしました。 直さんをめぐる夏澄ちゃんと朋子お姉さんの攻防(?)があまりにドキドキものなので(^^;)、画面が同級生グループの集う『岡忠』に変わると本当に空気がふにゃ〜っと一気に和みますね(笑)!
 さてさて、昨日もちゃきちゃきとお仕事してる天野さん二岡君を楽しく拝見しました♪ 先週、テイクアウトを断って浜ぽんに文句を言われてた天野さん二岡君ですが、昨日は「ツケ払い」に快くOKを出してましたね(笑)。 料理の品質保持にはこだわるが、集金関係には鷹揚な姿勢がなんだかカッコよかったです(笑)。 それにしても仲良しグループの皆さん、先週は「酢の物」今週は「きんぴら」と「おふくろの味」がお好みのようですね! 今後、二岡君がすすめる『岡忠』特選料理なんてのも出てくると嬉しいな♪



 ゆかた さん への守峰レス

 『First Love』、“悪役”朋子さんにも感情移入できるようなシーンがちゃんと描写されていて、丁寧なつくりの作品ですよね。朋子さんの結婚は手放しで喜んでいたお父さんが、実子の夏澄ちゃんの結婚には感情的に“とんでもない!”と怒り出した(お父さんって、だいたいそんなイメージですよね【笑】)のを見て傷ついた様子の朋子さんのシーンなど、お父さんとしては精一杯朋子さんを愛そうとしていてのことであろうことだけに、悲しい、と感じました。
 そんななかで“岡忠”シーン、なごみますよね! お互いをいたわりあっているようでいて、実は知らないうちに傷つけてしまっているという場面が内在している夏澄ちゃんの家のシーンと、お互いにかなりヒドイことを言い合いながら(天野さん二岡くんと内田朝陽さん小峰くんもすごければ、小峰くんに思われているらしい内藤陽子さん千夏ちゃんの小峰くんへの仕打ちもキビシイ【笑】)、しっかりとつながっている同級生達のシーン、対照的です。
 天野さん二岡君、すっごく居酒屋の“プロ”っぽいですよね。「食中毒こわいからさ」というセリフ、ほんとにお店の営業を“オーナー”サイドとして考えてるんだな、ということが伝わって(輝くようなスマイルとともにのお断りが、またGOOD!)、いいなあと思いました。
 きんぴらをオーダーした浜ぽんの「繊維とらなきゃ」という言葉も、結構地に足のついた浜ぽんのキャラクターが表れていて、うまいなあ、と思ったセリフです。そういうところ、ちょっと天野さん二岡くんと“似た者同士”で、いいコンビだと思いました!



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