Wednesday, 15th May 2002 22:00-22:54(TBS)

First Love

第5話
逃げられない影


Staff & OA
脚本 ◆ 大石 静  演出 ◆ 松原 浩
プロデュース補 ◆ 小林誠一郎  演出補 ◆ 濱田明子
制作担当 ◆ 片岡俊哉  記録 ◆ 大下内惠子
その他のスタッフ ◆ Data Page
放送日 ◆ 2002年5月15日


Cast
藤堂 直:渡部篤朗  江沢夏澄:深田恭子
木葉清一:池内博之  五味妙子:久我陽子
浜田万里子:一戸奈未  真鍋周子:上原美佐  松原亜矢:眞野裕子  横倉 仁:芹沢名人
有賀裕子:西山繭子  堀井仙太郎:近藤芳正  前園もみじ:三田篤子  妹尾弘文:佐藤二朗
江沢あかり:大森暁美  江沢守:小野武彦  江沢朋子:和久井映見
中田信子  中村圭太  信永隆文  大高力也
芸プロ  劇団東俳  劇団ひまわり  東映プロジェクト  宝映テレビプロダクション


Story
入院中の母・あかり(Cast:大森暁美さん)が、朋子が用意した特別室に移る日、夏澄(Cast:深田恭子さん)と朋子(Cast:和久井映見さん)は、病院にやってきて、父・守(Cast:小野武彦)を手伝っていた。
少し物忘れが激しくなっている父親を見ての帰り道、直が惚けても愛は変わらないという朋子の言葉を聞いた夏澄は、朋子と直の結婚式のときにはブーケは自分にほしい、とねだって、木葉と結ばれようとする気持ちを朋子に見せる。
それを聞いた朋子は、夏澄が立ち去った後携帯にかかってきた出版社からの電話に、直と夏澄の物語をひきうつした小説は“つまらないハッピーエンドになっちゃいそうだから”と、書くのはやめたと告げる。

朋子が用意した豪華な特別室に移ったあかりは、あまりの贅沢さに落ち着かない胸のうちを夏澄にだけ話し、朋子には絶対に言わないでと告げる。
しかし、その会話を、朋子は病室の外で聞いてしまった。
携えてきた花束を力なくさげたまま、朋子は病室に入ることなくその場を立ち去る。

直(Cast:渡部篤郎さん)が少年野球の試合を終え帰宅すると、エプロン姿の朋子が、直から渡された合い鍵を使って部屋に入り、部屋の模様替えをしていた。
直は一瞬戸惑うが、気に入った様子を朋子に見せる。
寝室では、直の昔の教科書がまとめられていた。「捨ててもいいと思って」という朋子に、「いい」と答えながら、直は教科書の頁をめくっていく。

そんな直のもとに、直が高校教師をしていた時の恩師、熊谷(Cast:山本學さん)が訪ねてくる。
熊谷は直に教職に戻らないかと誘うが、直は、自分は教師に向いていないと言って断る。

木葉(Cast:池内博之さん)は、夏澄の気持ちがまだ直にあると言い当て、夏澄の気持ちが自分に向くまで待つと告げた。
夏澄は、もう少しだけ時間がほしい、そうしたら木葉のことが一番好きになると思うと答える。

あかりの見舞いに病院を訪れた直は、そこで夏澄と木葉、浜田(Cast:一戸奈未さん)に出会う。
他人行儀に夏澄とすれ違った直が、名残惜しそうに夏澄の後ろ姿を見つめている視線を感じて、木葉は直を見つめ返す。
木葉の視線を受けた直は、背中を向けてその場を立ち去る。その全てを、朋子が見つめていた。

朋子は夏澄に隠れて木葉に、翌日まで有効のホテルの宿泊券をプレゼントし、夏澄と外泊するように勧める。
夏澄を家の前まで送った木葉は「さっき病院で直ちゃんが振り向いて江沢のこと見てた」と夏澄に告げる。
夏澄は木葉にキスをして、それ以上の言葉を封じる。

木葉はその足で直のオフィスを訪ね、5年前に夏澄と直に何があったのかを詰問する。
直は「一瞬でも彼女のことを愛おしいと思ってしまったんだ」と答え、誰も傷つけないために教師を辞めたと告白する。
木葉は「傷つきたくなかったのは自分でしょう」と直につかみかかり「絶対江沢のことを離さないですから」と宣言して立ち去る。

直は、夜中に学校を訪れ、なぜあの時、たった一つの真実を語らなかったのか、なぜあの時、堂々と江沢夏澄を好きだと言い切れなかったのか、と自問する。まだ17歳の少女の将来を束縛してはならないと思い、それが愛だと思おうとしたが、本当は自分が傷つきたくなくて逃げただけだった、夏澄を傷つけ、自分を傷つけてしまった、と認識する。
最後に「もう逃げたくない」と心に決める。

木葉は、職場の入り口で仕事帰りの夏澄をつかまえ、二岡(Cast:天野浩成さん)に借りた車に乗せ「今日は帰さない」と宣言して横浜に連れて行く。
「いいよ、今日お泊まりしても」と夏澄は応える。

一方、朋子も同じホテルの部屋を予約し、「話がある」という直を部屋に誘う。
そこで直は、婚約解消したいと朋子に申し出る。
朋子は、部屋にあった果物ナイフを自分の喉に突きつけ、「私、直さんと結婚できなかったら死ぬ」と直に迫る。

そのころ、夏澄と木葉は、ホテルの部屋でキスを交わし、ベッドへと向かっていた。











Last update :
20th May 2002





















* About *
First Love
詳細DATA
登場人物
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* Story *
第1話
第2話
第3話
第4話
第5話
第6話
第7話
第8話
第9話
第10話
第11話

* 牧天 *
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映像の
部屋
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TV
GUEST BOOK
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Check! −天野さんニ岡君みどころ−
 天野さん二岡くんは、この回は残念ながら御登場なし。

 …なのですが、木葉くんが夏澄ちゃんを「今日は返さない」と車で連れ出したとき、夏澄ちゃんが「車、どうしたの」と尋ねると(よくぞ聞いてくれましたっ!)、木葉くん「二岡の」。
 そのひとこと、ものすごくものすごくうれしかったです〜!

 ちなみに車種は、三菱レグナム?(【三菱自動車公式:レグナム】御参照)
 (【ON TV JAPAN:コラム『First Love』 第5話(5月15日放送)「逃げられない影」】情報では“三菱ディアマンテ”(【三菱自動車公式:ディアマンテ】御参照)とのことですが、違いそうな模様。)



From Guestbook −皆様の御感想−
 守峰 優

 第5話にきて“岡忠”シーン、お休みでしたね!
 【賭事女王】のときも、第5話で天野さん一馬くんお休み回を初めて体験したときのことを思い出しました。
 ちょっとさびしーなー、と思っていたら、木葉くんが夏澄ちゃんを“お泊り”に車で連れ出したとき、夏澄ちゃんの「車どうしたの」に木葉くんが「二岡の」。  …これって、『賭事女王』第5話で、ほんのちょっと出てきたサミーさん(注:屈強なスキンヘッドのおカマさんで、天野さん一馬くんラブラブ。Cast:稲宮誠さん)が「一馬くんは〜? 一馬くんがいないんだったら、おしえな〜い!」と思いっきり言ってくれたので、さびしさがだいぶまぎれたのと同じパターン!(笑)  木葉くん、夏澄ちゃんとうまくいかなかったら、二岡くんにアタックしてもおっけー!(笑)
 予告で、来週は御登場とわかってほっとしたのも同じ(今回の予告に、天野さんニ岡くんは映っていないのですが、岡忠シーンはありました)ですが、『賭事女王』第5話終了後に流れた第6話の映像に映ってた天野さん一馬くんの、赤いリュックしょってる立ち姿がものすごくかわいい感じの四姉妹と一緒のカット、確か幻になったような記憶が…(他のシーンで、一馬くんはちゃんと登場しましたが)。
 『First Love』第6話、どうなるか気になります〜!


 Voyagerさん

 『First Love』第5話観ました!
 今回天野さんはお休みでしたが(冒頭でわかるので見るときの心がまえが変わってしまう…)、ぼくも『賭事女王』の天野さん一馬君お休みの回を思い出しました(笑)。
 木葉君と夏澄さんのお泊り途中の車中、池内博之さんの、「二岡の」というセリフには思わず、「耳ダンボ」になっちゃいました(二岡くんにはなんて言って借りたんだろう?【笑】)。関係ないですが、同じ場面での池内さん木葉君の「今夜は帰さない…」というセリフ。『セーラームーン』の天王はるかもアニメで同じセリフを言っているのですが、そのセリフと比べて、あまりに緊張感ありまくりな池内さん木場君のセリフに、「うわ、木場君余裕ないよ…」とか思ってしまいました(笑)。
 来週は「岡忠」のシーンがありそうで安心しました。でもそれ以外緊張感ありまくりな本編にどうつなぐんだろう…。
 『First Love』ホームページの天野さんコラムもみました!(なぜお休みの回かなぁ、という気もするし、お休みの回だから、という気もするのですが)
  同級生グループのみなさんにお仕事のとき以外でも気持ちのつながりがあるからこそ、あの「岡忠」の場面があるんだなぁ、というのがわかります。最後の一言も気になりますけど(笑)…。あんなことを書かれたら、このドラマの最後で「岡忠」の場面がどうなっていくのがよけいに気になってきます…。


 Voyagerさん への守峰レス

 『First Love』第5話、確かにOPのクレジットで天野さん二岡くんお休みとわかると(注意して見てなくても、画面の色合いが違って見えて、あ、とかわかっちゃうんですよね…)、確かに視聴モード、変わりました(笑)。それで気づいたんですが、ワタシにとって恋愛ものというのは外国語のように、集中して理解しよう理解しようと思えば部分的に伝わってきたりするんですが、気を抜いてると流れ去ってしまうもの、みたいです。木葉君の「今夜は帰さない…」、リアルタイムでは気づきませんでした(なのに「ニ岡の」には“ぴきーん!”だった自分!【笑】)。実写で「今夜は帰さない…」が見られるって、すごいですよね! ビデオで見返して、感動しました!(二岡くんの車の中で言われたセリフだったというところにも、ちょっとびっくり【笑】)
 「岡忠」シーン、女子3人しか映ってなかったので、二岡くんの登場ありやなしやが気になりますね。公式サイト【Message】の生野監督のお言葉によると、“男3人だけになったり、女3人だけになるシーンがある”とのことでしたので、やや心配。でも、たとえ1回そのために二岡君登場がスキップされることがあったとしても、“男3人だけ”のシーンはそれだけの価値、あると思います! 第1話で乾杯のときに天野さん二岡君を呼び寄せる「二岡」のひとこと、第5話の最重要セリフ(笑)「二岡の」だけでも、結構お兄さん的に頑張ってる天野さん二岡くんよりさらにお兄さんな雰囲気を漂わせる池内さん木葉くんと、天野さんニ岡くんとのコドモみたいな口ゲンカでナイスコンビな朝陽さん小峰くん、そして真ん中の天野さんニ岡くんの3人、どんな会話になるのか、ほんとうに楽しみ!
 公式サイト【Column】の天野さんコラム、同級生グループの、特に男子のみなさんとの仲良しさんぶり、いいですよね〜! しめくくりに“観てくださいネッ!”と言われたら(かわいい…)、観ちゃいますよね〜! 言われなくても観ますけど(笑)。



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