脚本 ◆ 福田卓郎 演出 ◆ 小山田雅和 その他のスタッフ ◆ Data Pageへ 放送日時 ◆ 2007年3月10日 25:20〜25:50 公式サイト:【日本テレビ公式:百鬼夜行抄】 ![]()
飯島 律:細田よしひこ 飯島 司:酒井彩名 飯島 伶(蝸牛):山田明郷 尾白:渡辺道子 尾黒:湯澤幸一郎 《吉川ルミ》小野真弓 《大柴》菊池均也 《黒崎》眞島秀和 《老人》谷津勲 《バスの運転手》中村靖日 《老婆》安田洋子 《幼少期の律》須賀さくら 相川冬也 岡村美由紀 古賀プロダクション 飯島孝弘(青嵐):渡辺いっけい ![]()
降り出した雨が縁側を濡らす飯島家に、路線バスの運転手(中村靖日)だと言う男が現れた。 1人で家にいた律(細田よしひこ)は、運転手にバスの異常のため、次のバスが来るまで乗客を雨宿りさせて欲しいと頼まれた。 律は、風邪で熱があったが、快くこれを受け入れた。 すると、運転手と入れ替わりに、大柴(菊池均也)というサラリーマン風の男、黒崎(眞島秀和)というカラス便の宅配業者、女子大生風の吉川ルミ(小野真弓)という女のコが家の中に入ってきた。そして、3人の後を追うように、なぜか包帯だらけの人間を乗せた担架を担ぐ老人(谷津勲)と老婆(安田洋子)が上がりこんできた。 ルミは律に自分が三浪だと元気なく告白する。 そんな中、家に帰ってきた孝弘(渡辺いっけい)から、少し前、荷物を確認しに行くと言って出て行った黒崎の正体を聞くことになる。 なんと孝弘は、家の近くで起きたカラス便の宅配車の事故で、運転手が死亡したのを目撃したというのだ。黒崎はその宅配車の運転手だった。事故で即死したため、黒崎は自分が死んだとは気付かずに、幽霊となって飯島家にやって来たらしいのだ。 まもなく、庭に行ってロープがほどけないとつぶやいていた大柴が、死んだことに気付かない自殺者だったと判明。律に指摘されて、自分が死んだと悟った大柴は、火の玉となって昇天して行った。 ひとり残ったルミが興味を抱いたのは、自分と同じような指輪をしている担架に乗せられた包帯の死体だった。 ルミが顔の包帯を取ると、中から出てきたのは自分の死体。 しかしルミは、大学受験に向けての成績も上がらず、彼氏も大学で彼女を作ってしまい、死んでもいいやと思ったが、思っただけ、死んだりしない、まだやりたいことがたくさんある、死んだりしない!…と叫んで走り去り、同時に包帯死体も跡形もなく消えてしまった。 担架に乗せた死体がなくなって騒いだのは、老人と老婆だった。 正体を現して鬼となった2人は、どうせさっきの死体も誰も取りに来なかった、代わりに律をもらって自分達で食べてしまおう、と、律に襲い掛かろうとする。 律が青嵐に助けを求めると、青嵐はやってきて、龍の姿になって鬼達を食べてしまう。 翌朝、律は、司から、昨夜バスの事故があったという記事を見せられる。 それによると、乗っていた吉川ルミが重体だったが、奇跡的に命が助かったとのことだった。 “生きている実感なんて、幻みたいなあやふやなものなのかもしれない。 ” でも、生きていたいという強い思いがなければ、それすらも、手放すことになるのだ。” |
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12th March 2007
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