脚本 ◆ 広田光毅 演出 ◆ 堀江 慶 その他のスタッフ ◆ Data Pageへ 放送日時 ◆ 2007年4月23日 17:30~18:00 公式サイト:【avex映像インフォメーション:美味學院】 ![]()
北坂狼馬:西島隆弘 桂城秀吾:與真司郎 高杉凛:相葉弘樹 マシュー・ペリエ:三浦涼介 南郷隆司:中村優一 虎堂 研:天野浩成 沖田 司:永山たかし 土方歳輝:河合龍之介 三条アゲハ:木下あゆ美 美味學院の生徒達:竹下茄人 田所治彦 榎木智一 制野峻右 成田昌児 小野寺 仁 山村和弘 萩本直之 松田好孝 オープニングナレーション:緒方文工 徳平慶伸:城咲仁 ![]()
特別実習室で和食千本ノックを課せられている狼馬(西島隆弘)と凛(相葉弘樹)の前に現れたマシュー(三浦涼介)は、育ちの良し悪しが似合う食材の品格に出てくる、キャビアやフォアグラ、トリュフも知らない貧しい舌の持ち主が同じ場所で料理修行をしているのは我慢できない、などと言い出す。 狼馬はそんなマシューに、金持ちの食べるものだけがうまいものじゃない、と、くってかかる。 美味なる料理は高級食材からのみ生み出される、とすまし顔のマシューに狼馬がさらに殴りかかろうとしたところに割って入った教官・徳平(城咲仁)は、デリシャス・バウトでそれを証明してみせろ、とあおる。 3日後に設定されたバウトのテーマは「缶詰を使った料理」。 ただし条件は「北坂狼馬は食材費が五百円を超えてはならない、マシュー・ペリエは食材費が五万円を割ってはならない」という極端なハンデ戦。 敗者はじゃがいもの皮むき1000個、というその勝負を、狼馬は受けて立つ。 夜、マシューは、実家から送ってもらったシルクのパジャマ、高級羽毛布団と枕、スキンケア用パック、ロッキングチェアとクマのぬいぐるみをそれぞれ徳平、沖田(永山たかし)、土方(河合龍之介)、虎堂(天野浩成)に没収される。 狼馬は、安くておいしい缶詰選びに頭を悩ませる。 狼馬の様子を見に来た凛が、値段という先入観を捨てて食べてみなよ、と狼馬に差し出したキャビアを食べてみて、その美味しさを初めて知る。 マシューは狼馬を完膚なきまでに叩きのめすためにキャビアを使ってくるだろう、と、凛。 四天王室では、狼馬とマシューとどちらが勝つと思うか、と徳平。 沖田はマシューから没収した高級羽毛布団にくるまり、心地よい眠りをむさぼっていた。 普通に考えたら高級食材を使ってくるマシューじゃないか、と、マシューから没収したパックを使っていた土方。 しかし虎堂は、マシューのクマのぬいぐるみを撫で、ロッキングチェアーで揺られながらつぶやく。 「狼馬の食に対する貪欲さは、我々の想像の範疇を超えている気がする」 缶詰選び中の狼馬のところにやってきたマシューは、大勢の生徒達の前で恥をかくまえに降参したら、と言ってくる。 もちろん狼馬は断るが、マシューが去った後、大見得切ったけどどうしようかと悩む。 マシューと入れ替わりにやってきた凛に、安くてもおいしい缶詰はあるが、それでキャビアに対抗するのは…と悲観する狼馬。 そんな狼馬に凛は、ツインレインボーを取り出し、缶詰を使って高級料理もかくやという見事な鳳凰を描き出してみせる。 飾りつけはひとつひとつの素材を引き出したり抑えたりしながら最後に出来上がるものを輝かす、ジュエリー作りや絵画も同じで、違う色や素材を混ぜ合わせたとき、思いもよらない色や輝きができるんだ、と説く。 その言葉に、ひとつの缶詰を使うことにこだわりすぎていたことに狼馬は気づき、ヒントを得る。 バウトは開始され、マシューは予想通りキャビア・フォアグラ・トリュフといった高級食材に、愛用のスプーン・アムールで混ぜた、伊勢海老スープを使ったソースをかけてくる。 それに対し狼馬は、スイートコーンと鮭の缶詰をフライパンで叩き、凍らせたホワイトソースと一緒にキャベツで巻いて、缶詰の汁をかけてフライパンで焼き上げるロールキャベツを作る。 マシューは自信満々に食材費7万円をかけた作品「セレブ流星群」を出す。 しかし、ソース単体での味は完璧でも、濃い味のソースがキャビア本来の味を消した上、キャビア自体の味がソースとあいまって全体が塩辛くなり、高級食材も台なしになってしまっていた。 それに対し、狼馬の「道産子玉手箱」は、スイートコーンと鮭の歯ごたえ、缶詰の汁とキャベツとが融合し、ほのかな甘みを出していて、四天王全員絶賛。 しかも、かかった費用は400円。 判定は全員一致で狼馬の勝利だった。 決着が着いた後、狼馬はマシューに、笑顔で「道産子玉手箱」を差し出す。 食べてみたマシューは、そのおいしさを認め、狼馬が差し出した手を笑顔で握り返す。 結局、マシューのペナルティのじゃがいもの皮1000個むきを、狼馬と凛は手伝っていた。 そこでマシューは、今回の一件は、秀吾にけしかけられてのことだと告白する。 狼馬、凛、マシューの3人は秀吾のところに談判に。 そこで秀吾は狼馬に、狼馬は学年長の自分を差し置いて、自分が学年トップになっている、と、狼馬への鬱憤をぶちまける。 狼馬はそんな人じゃない、凛の件といいいい加減にしろ、と詰め寄られた秀吾は、自分達は仲良しクラブに入ったわけじゃない、と捨てゼリフを残して去る。 その翌日。 狼馬達3人と秀吾は、廊下ですれ違っても険悪な雰囲気。 そこに、校内放送として校長の声が流れる。 明日は毎年恒例の美味學院女子部との交流会を行う、という内容だった。 女子だ! と無邪気にはしゃぐ狼馬、凛、マシュー、沖田。 女子部の廊下を、大勢の女生徒達をひきつれて闊歩する女子部3年生・三条アゲハ(木下あゆ美)。 そんなアゲハに、窓の外にはりついて熱い視線を投げかける南郷(中村優一)… ![]()
![]() 効果音とシルエットだけで、かなりコワイ! 他の四天王はマシューから無理やり没収しているのに、虎堂先生は廊下のはじっこ、遠ぉ~くに気配を漂わせただけでマシューが自らクマ置いて逃げ去っているあたり、虎堂先生最強。 ![]() くまを抱え込んだかっこが、かわいすぎ… 「狼馬の食に対する貪欲さは、我々の想像の範疇を超えている気がする」のセリフはやや低い声でものすごく渋く、少し目をすがめた表情もカッコイイのに、くま… くまを撫でる手つきが、ちっちゃいわんこを飼って可愛がっている天野さんらしく繊細で優しい感じなのもポイント。 ![]() くまをきゅーっとして、ほほをくまにくっつけてるあたりが、超絶萌えポーズ。 ロッキングチェアーの揺らし方が、微妙にたどたどしいのもツボ。 ![]() 渋い虎堂先生のセリフの中でも、ひときわ低音の声使い。 【第3話】で狼馬への特別講習のエピソードがあった直後、普段無口な虎堂先生の狼馬へのコメントが急増しているところ、主人公とのつながり、という感じでうれしく。 ![]() 四天王に均等に割り振られたコメントではなく、天野さん虎堂先生だけのつぶやきというあたり、特別感。 ![]() けげんそうな、困惑したような表情がどこか可愛く(笑)。 ![]() ものすごく低い声の響きが激渋(ゲキシブ)。 ![]() 【第3話】で凛の料理試食シーンでは虎堂先生だけがしていた動作が、お隣の土方先生に伝播! 【第1話】での、天野さん虎堂先生だけがしていた口許に手をやるしぐさが【第3話】では他の教官もほぼしていたり(第1話の天野さん虎堂先生のような、口許を隠す、という感じではないという違いはあったものの…)、天野さん虎堂先生の食べ方、拡大傾向。 ![]() 声低っ! ![]() “カッコイイ”系のリアクションでかえって妙にキャラ立ちしてしまうのが、おトク感(笑) ![]() 驚いた様子の土方先生、沖田先生との対照で、“狼馬の理解者”ポジションを確立した感のあるしぐさも、渋く。 ![]() 一番手前で横顔がはっきり、隠れずに観られるのも幸運。 ![]() |
Last update :
1st May 2007
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||