美味學院
Delicious Gakuin


第2皿
大脱走!!
新たな敵との素材対決

 




Staff & OA

脚本 ◆ 松田裕子  演出 ◆ 多胡由章
その他のスタッフ ◆ Data Page
放送日時 ◆ 2007年4月9日 17:30〜18:00

公式サイト:【avex映像インフォメーション:美味學院】

 
 

 
 


Cast

北坂狼馬:西島隆弘  桂城秀吾:與真司郎
高杉凛:相葉弘樹  マシュー・ペリエ:三浦涼介  南郷隆司:中村優一
虎堂 研:天野浩成  沖田 司:永山たかし  土方歳輝:河合龍之介
美味學院の生徒達:竹下茄人  田所治彦  榎木智一  制野峻右
             成田昌児  伊藤裕和  垣外貴帆  中村純平  加世田公志
オープニングナレーション:緒方文工
徳平慶伸:城咲仁

 
 

 
 


Story

とんでもない料理学校に強制入学させられた狼馬(西島隆弘)・凛(相葉弘樹)・マシュー(三浦涼介)の3人。
「ここでは俺が法律や」と現われた学年長の桂城秀吾(與真司郎)だったが、鏡に映った自分の姿に夢中の凛や、ほうきも知らないマシューに呆れ気味。
そして狼馬は、授業なんて出るか、と、さっそく學院を飛び出そうとするが、すぐに學院内にしかけられたトラップに捕まってしまう。

凛とマシューが教室で自己紹介をしていると、つかまった狼馬が教官の沖田(永山たかし)に放り込まれてくる。
料理なんて興味ねえかんな、という狼馬の自己紹介が終わるか終わらないかのとき、教官の虎堂(天野浩成)が入ってきて、それまでだらけた様子だった生徒達は、あわてて着席。その様子に狼馬達3人は驚く。

さっそく始まった授業で、秀吾は玉ねぎのスライスにも抜群の包丁さばきを示す。
料理人は日々の修行が全て、と説教する秀吾に、さすがは一流料亭“かつらぎ”の跡取り息子、と追従するクラスメイト達。
教官の虎堂は一言「包丁を使いこなすものは和食を制す」とつぶやき、生徒達は感じいったようにうなずく。
ところがそんなとき、マシューは目がしみるとゴーグルをして玉ねぎをとんぐではさみめちゃくちゃな切り方を、凛はゴム手袋をして玉ねぎを花細工のように切り刻んで御満悦。狼馬にいたっては、眠りこけていた。
そんな3人の前に、虎堂は刀を一振りして寸止め。
「働かざる者、喰うべからず」
虎堂のその一言を聞くや、クラスの皆が動き出す。
秀吾の命令で、3人は罰として、大量の玉ねぎのみじん切りをさせられることに。

すっかりタマネギ臭くなったのに、風呂に入ろうとするのも秀吾に止められ、3人は脱走することに。

その頃、四天王室では、沖田がハチミツ柚子茶を他の3人にふるまっていた。
甘いな、と評する徳平(城咲仁)、女のコの好きそうな味、使えるな、と土方(河合龍之介)、黙々と茶をすする虎堂。
そこに、3人の脱走の相談を聞いていた秀吾がやってくる。

狼馬が描いた大雑把な地図をもとに、3人は脱走を決行。
しかしその様子は四天王室でモニターされていて、四天王は何分で彼らがつかまるか賭けをしていた。
徳平「9分」 土方「15分」 沖田「10分」 虎堂「四(し)!」
狼馬は、凛、マシューをトラップにかからせて、自分だけ逃げようとするが、結局最後のトラップにかかり、とろろまみれにされる。

賭けは9分ジャストを見事当てた徳平の勝ち。
土方と沖田が賭けチップの金貨チョコレートを徳平に渡していると、虎堂が狼馬をひきずってきて、正座していた凛とマシューの上に放り投げる。
警察に訴えてやる、と息巻く狼馬だったが、凛とマシューは、警察には言わないからここから出して、と懇願。
しかし徳平は、何を勘違いしてるんだ、と、三人の保護者の同意書を見せる。
自分の親は死んでるから…という狼馬も、“北坂勝吉”とサインのある同意書を見せられ、ありえねえ、と顔色を変える。
そこに、牛のレリーフから、校長の声が。
脱走を企てた3人には、料理の基本から学ばせろ、との指示だった。

体育館にジャージ姿で集められた3人の前に現われたのは、二年の学年長の南郷隆司(中村優一)。
ビン底丸眼鏡にハチマキ・タスキと、垢抜けないスタイルの彼は、お前達の指導をおおせつかった! と、ムダに熱い。
しかも地獄耳で、聞きつけた3人の言葉に馬鹿にされたと怒り、バレーボールのレシーブ特訓やランニングなど、料理とどう関係があるのかわからないスポ根的特訓を繰り広げる。
3人がしごかれていると、秀吾がやってきて、言葉巧みに南郷と交代する。
残念やったな、脱走できひんくて、という秀吾を見て、狼馬達は秀吾が密告したと悟る。
さらに、母親の形見のフライパン“鐵火丸”を秀吾に馬鹿にされた狼馬は、秀吾に殴りかかろうとする。
そのとき、徳平の声が、二人を止める。
ここから先は、“デリシャス・バウト”で勝負を決めてもらう、というのだ。

狼馬に、料理勝負“デリシャス・バウト”のときに着る勝負服“クッキング・クローズ”が与えられる。
この美味學院の校則では、プロの料理人の修行として、どんな争いごとも“デリシャス・バウト”で勝敗を決めると定められているのだ。
お前に料理など百年早い、と、徳平は2人に、多種多数用意されたトマトの中から、制限時間10分のうちに、生で食べておいしいと思うものを選べ、という勝負をさせる。
秀吾は、旬やトマトの品種、追熟の度合いなどから完璧なトマトを選び、それを愛用の包丁・菊松で見事に薄く捌いていく。
「ほう、なかなかやるじゃないか」とゼスチャーも大きく感心してみせる土方に対し、虎堂は腕組みをして、無言で秀吾の動きを凝視。
一方の狼馬は、ハードなトレーニングの後の空腹で“激美味(ゲキウマ)喰いてぇ!”モードが極限に。
制限時間ぎりぎりに、その勢いでトマトを選び出し、鐵火丸に載せて審査員の教官達に突き出す。

秀吾の作品は“春の庭園に咲いた一輪の薔薇”。
薄くスライスしたトマトを薔薇のように盛りつけた美しい作品だった。
「ほどよい甘み」と沖田、「女のコの好きそうな味だな。使える」と土方、無言で頬張る虎堂。
徳平も、まさに食べ頃のトマトを選んでのこの作品を“デリシャス”と評価する。
それに対し、狼馬は、歪んだトマトを、手づかみでかじるよう差し出す。
求められてつけたタイトルは“お日様からの贈り物”。
無言で食べる4人の教官達。

勝負は、虎堂、沖田、土方の3人が秀吾に軍配を上げ、秀吾の勝利となる。
なぜあんな不細工なトマトを選んだ、と土方に問われた狼馬の答えは、北海道のじっちゃんの畑で作るトマトの匂いがしたからだ、絶対激美味(ゲキウマ)に間違いねえべ…というもの。
徳平は、狼馬に、勝負に使われたトマトを食べても良いと許可する。
なぜ、と詰め寄る秀吾に、お前のトマトは美しく飾られ、プロの料理人としてパーフェクト、一方、狼馬の選んだトマトは商品にならないようなものでプロの料理人としては失格だが、選んだトマトの味そのものは上等な一級品、デリシャスだった、と説明する。

味における北坂狼馬の才能は評価に値する、と徳平。
トマトを他の生徒達にも選んでやったりしている狼馬に、勝手なことしやがって、という沖田を制し、徳平はつぶやく。
「あいつ、もしかすると化けるかもしれないな」
他の生徒達と大騒ぎしながらトマトを頬張る狼馬をみつめる四天王。
北坂狼馬、覚えとけよ、と、執念の炎を燃やす秀吾。

 
 

 
 
Check! −天野さん虎堂先生みどころ−

 みんなクセのありそうな生徒達が、虎堂先生が入ってきただけでびびりまくりという、眼光鋭い虎堂先生の迫力!
 さすがその鋭いガン飛ばしで1000人の大オーディションで『BE-BOP-HIGHSCHOOL』三代目ヒロシの座を獲得、セラミュ共演者の栗山絵美さんをはじめ、初対面の第一印象は“怖い”が多いという、天野さんの面目躍如!

 授業中、重々しい「包丁を使いこなすものは和食を制す」「働かざるもの食うべからず」といった虎堂先生のひとことひとことに生徒がしきりに感心したり、即座に反応して動いたりというのが快感。
 そういう反応もむべなるかなと納得させる、天野さん虎堂先生の激渋(ゲキシブ)。
 長い前髪を斜めに流した髪形の生きた、きれいな横顔のアングル、腕組みをした姿が映える、しっかりした体型の着物姿の良さ。

 ちゃんとやってない狼馬達3人を牽制した刀を、戻す動きがよく!
 さすが剣道で小学生の頃、東海3県3位の経験者。

 四天王室で、沖田先生のハチミツ柚子茶を、一言言わずにはいられない徳平先生・土方先生とは対照的に、ひたすら無言ですする天野さん虎堂先生。
 (ちょっとかわいい…)
 ピヨピヨ小鳥の効果音が、虎堂先生の本質を表しているような(笑)

 賭けのシーン、超個性的な教官達もこのシーンではかなり普通に賭けているのに、天野さん虎堂先生だけは、ばっと指を4本立てて、気合い入りまくりの「四(し)!」
 【仮面ライダー剣:第25話】の名場面・バッティングセンターの投球に書かれた数字を読み取る特訓シーンでの「3!」に匹敵するインパクトが!

 腕組みをしてじっと動かず、デリシャス・バウトを凝視する虎堂先生。
 眼光がまた鋭くて、かなり怖いです(笑)
 大きなゼスチュアで軽い調子の土方先生との対照でその沈黙・不動がより映えて、河合龍之介さん土方先生に大感謝!

 その他デリシャス・バウト中にちらちら映る横顔等が、結構かたちよく。
 DVDで画面の幅が広がったら、画面の端にちらり…というところも、もっと観られるかも! と期待!
 特に、審査員席を飛び越えて狼馬がトマトを選びに行った直後、四天王を2人ずつ映すカットの、はっきり驚き顔で後ろに振り向いている土方先生とは対照的に、ちょっと顔を狼馬の方に向けかけただけの、ややうつむきがちの表情が激渋(ゲキシブ)!

 秀吾の作品の試食では、第1話と同様、箸を下ろすしぐさがたおやか!
 その一方で、ほっぺたに頬袋ができるほどしっかり頬張ってるあたりが(他の四天王はそんなに食べてないのに!)、虎堂先生だなあと(笑)。
 狼馬のトマトをかじる瞬間には、ひときわワイルドさが前面に出ているのも魅力的。

 最後にトマトを食べることを許されて、狼馬が徳平先生を押しのけてトマトに向かうとき、徳平先生と2ショット状態での虎堂先生。
 徳平先生が結構動いているのに、これまた不動で、表情がしぶく。


 他の生徒達にもトマトを選んであげたりしている狼馬に、四天王がゆっくり振り向くシーン。
 天野さん虎堂先生だけ、完全な後姿のまま動かないのが、また特異点的でよし。
 後ろ姿、ちょっと『仮面ライダー剣』後期OPのラストシーンを思わせるシルエットで、しみじみ。

 徳平先生の「あいつ、化けるかもしれないな」で、今度は全員狼馬のほうを向いて並び立つ四天王。
 4人揃った立ち姿も、いいです四天王!
 天野さん虎堂先生の長身が際立つ、絶妙なバランス。

 
 

 
 















Last update :
12th April 2007





















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